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高尾和成


「ありゃ、なにそわそわしてんの和は」
「んー、明日真ちゃんの誕生日だからさー」
「成る程、そんで携帯握りしめてんのね」
「ん、オレが一番にメールしてやんの。んで、一番最後に電話ね」
「彼女かよお前は」
「えー、だってオレ真ちゃん大好きだし。お前は、違えの?」
「いんや、俺も好きだよ真太郎のことは」
「は、ってことは何他にも居るのかよ」
「だって和も好きだよ、俺は」
「あ、把握ー」