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四ノ宮那月


さっちゃんも貴方に会いたいみたいです。小さく呟かれたそれに顔を上げれば目の前に広がる那月の端正な顔。そうか、でも今は那月だろ。そう言って髪をくしゃりと撫でれば、少し、悲しそうな瞳をして笑う那月が居た。ごめんな、俺が弱いから。お前しか、今は支えらんねえの。