ここは、Fairy-taleの長編小説を取り扱ってい ま す。スティング寄り落ちです。 原作はあまり関係なしのオリジナルになる と思います。裏(R18)が入る可能性あり。

なお、作品閲覧は任意で自己責任です。 ま た、あくまでも私の自己満足小説なの で、 苦情、中傷、荒しなどは受け付けま せん。 が、アドバイスや誤字脱字などの誤り、不 具合がありましたら、なんなりと。

設定は下記にありますが、見なくても結構 です。見ようと思う方だけどうぞ。設定内 容は少量です。(任意)

▽設定

シア・シェルリニア

歳、157cm、43kg

Thanks.E.G.



第2章
残像はいつも君だった
赤がきらいになった理由
人はどこまで愚かでしょうか
それは密やかな幸せ
優しさごっこをしようか
想いは今日も潜んだまま
鮮やかすぎるセピアの上で
僕らは未来を否定する
夢で終わらせるつもり
今度は君と会えたらいいね

第3章
世界は空回りしか知らない
君の影しか見えなくて
僕は無意味に呼吸する
失うだけなら簡単で
優しさに変わる嘘
あの頃に戻れたなら
君は憧れの人でした
最低な温もりですが、
愛ならば赦されますか
欲しかったのは君の幸せ

第4章
虚ろに浮かぶ幻
君は愛を知っていた
一片の夢も残さずに
飛べない空が在ったらしい
弱気な殺意
もしも君が強いなら
もう遠くには想わない
無名の王者
手の鳴る方へ手の鳴る方へ
君との理由を探してた

第5章
何も知らないままでいたい
加速する世界でひとりきり
置いてきぼりは誰ですか?
貴女のような僕でありたい
溶け合ってしまいたいね、
君が僕のすべてになる前に
幸せになってもいいんだよ
ひとりぼっちが怖かった
空冥の泣き出した夜
君のいない世界が滲んだ

第6章
幸せまでの遠い距離
永遠の誓いもキスもなかった
だから僕らは泣いたのか
どうせ愛には染まれない
透明に近い夢をみる
出来るなら僕にだけ甘えて
こんな痛みが癒える前に
貴方の想いが色で視えれば
不安定に手を繋いだ
君に同じだけの情を与えて

第7章
それが2人の決まりごと
涙にとけたデイアネイラ
君と禁忌の密約を
その笑顔ごと束縛したい
もうきみしかみえない
どんな言葉で君を愛せば
好きになりすぎてしまったね
月夜烏の声に泣く
掴み損ねた左手
過去では君が微笑ってた

第8章
真っ赤なキスはいかが?
ビターオレンジの憂鬱
例えるならば黄色い感情
星が緑に光る夜
青に溺れてしまいそう
嘘は群青で塗りつぶして
紫煙の向こうに君をみた
天使の羽根はなぜ白い
一途な黒を溶かしてみせて
虹を探しに行かないか

第9章
君を愛した思い出だけが
奇遇だね、(僕もだよ)
苛立ちは青に消えた
甘すぎた悲しみ
夜空の星屑に逢瀬
ギリアの枯れた日
いっそ僕を愛してみてよ
愛を捧げたイブリース
いつか想い出の片隅で
エデンのため息

終章
いつか君を愛せる日まで
天文学的恋愛指数
命を紡ぐ音
(トクン、トクン)
月夜は君に恋をする
憂いを持て余す
死神のレクイエム
どうして世界は時々脆い
天国の所在を知ってるかい
当たり前にすきだよ
奇跡みたいな恋だった
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