**いよいよ応募!録音しよう
まずはストーリーやあらすじを読みましょう。
企画者さんによっては台本が途中まで公開されていたりしますので読みましょう。
台本があるなら必ず目を通しましょう。
どのような傾向で自分が苦手じゃないストーリーか(エログロ等の場合は企画の方で明記はされているとは思いますが、実際に読んでみて苦手だったという言い訳はまかり通りません)もし、明記がなくストーリーに疑問を感じた場合は企画者さんへ事前に問合せしましょう。
さて次にキャラクターです。キャラクターの関わりがどうなっているのかを確認しましょう。関係図を自分なりに書いてもいいかもしれません。選考台詞を確認し、誰が・誰に・どのようにを見極めましょう。
例1
誰が:主人公が
誰に:ヒロインに
どのように:怒っている
例2
誰が:主人公が
誰に:聞き手に
どのように:説明している
こういった状況を考えるだけでも演技は変わってきます。
例1は主人公の性格・思考からヒロインへどのような思いを抱えていて何に対して怒っているのかの情景を思い浮かべる。
例2は主人公が聞き手に説明している。説明部分は何よりも滑舌とはっきりした聞きとり易い声を意識しないといけません。説明なのでさらっと流してしまっては聞き手側もさらっと耳から流してしまいます。主人公が説明をしているということはその説明が理解できていないと話に入り込めないからです。いかに聞き手に分かりやすく印象深く伝えるかが重要だと思います。
とあくまでこれは例ですが。
選考台詞の一つ一つを大事に読み取り、演じましょう。
台本を読んでいるかいないか、関係性を分かっているかいないかは脚本の方が聞けば一発で分かります
あ、把握してないなとか捉え方が違うなとか。
ただ単に台詞を読むのではなくてキャラクターの関係性を考えて大事に演じて頂きたい。どの企画者様も思うことです。自分たちの生み出した大事なキャラクターですから。人様のキャラに声をあてるという重大さに気づいてください。