テニスの王子様 | ナノ




それでも雨なので足取りが悪いのに変わりはなかったので近くのカフェに入った。

「いっつも雨の日ばっかでごめんな」

「ううん!こうやって出かけられるだけで全然いいよ!」

おおきに。とコーヒーを飲みながら微笑んで言ってくれた。
どんな大雨だって台風だって蔵と過ごせるだけで満足なのは本当だった。
部長だし、責任感のある蔵に無理は言わないように私もバイトを初めていたから前ほど寂しいとは思わなくなった。

「そうやってもえが応援してくれとるから俺も頑張れるんやで、ありがとう」

「えっ、いきなり何よ!今更…気にしなくったって…」

「ほんまに感謝しとるんやで」

顔に熱が篭もり赤くなってしまってるのはすぐにわかり恥ずかしくなり手で顔を覆う。

「もえ外見てみぃ!」

そう言われて外を見てみると雨雲から太陽が覗いて傍に虹がかかっていた。

「わぁ、綺麗!!」

「いっつも我慢して俺に着いて来てくれとるもえにご褒美ってことやな」

そう言ってくれた蔵の顔には日光がしっかり当たっていて、いつもの笑顔がいつも以上にカッコ良く見えたのは蔵には内緒…




雨上がりの虹


「いつも支えてくれてありがとう、もえ」





−あとがき−

いやー!蔵様はしらっと真顔で恥ずかしそうなこと言えそう…ぐふっ。
管理人が関西人なので関西弁書きやすくてっ!!!!笑
四天宝寺中心になってたらすいません/(^o^)\

ご覧いただきありがとうございました!

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