ハイキュー | ナノ




「クロって好きな季節いつなの?」

バレー部のオフの日、クロの家に来ていてふと思ったことを聞いてみた。

「やっぱ秋かなー、魚も美味いし!」

「本当魚好きだよね、猫みたい」

「そー言う蒼唯はどうなんだよ」

んー、季節ねー…もちろんクロと一緒で秋も好きだった。
ご飯も美味しいし、気温も過ごしやすいし…

「私はー、そうだなー」

クロの膝の上に頭を乗せて寝転ぶとイキナリのことでクロは少し驚いていたが、そっと頭を撫でてくれた。

「こうやってイキナリ甘えてくるお前の方が猫みたいだぞー」

「だって落ち着くんだもん」

ならよかった。と私の頭を撫でながら優しく微笑んでくれた。
こうやってクロと過ごせる時間は少ないけど、少ないながらもとても幸せだな。


「ねぇ、クロ。」

んー?と私の顔を覗き込んで来るクロの顔を見て告げた。

「私クロとこうやって過ごせるならどんな季節でも好きかな」

「……蒼唯、それ反則…。」

そう言って私の身体を起こしたかと思うとぎゅっと強く抱きしめられた。


君の好きな季節


「それなら俺も同じだっての。」





−あとがき−

私はクロと同じく秋が好きです←
そして短くてすいません…。

ご覧いただきありがとうございます\(^^)/

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