鉄朗と結婚してもうすぐ1年になる。
プロポーズされたのが本当に最近のことのように思うのに、気がついたらもう1年。
変わらず鉄朗は私のことを愛してくれて、大事にしてくれる。

｢なぁ蒼唯、もうすぐ結婚記念日だな。｣

｢そうだねー、なんだか早いって思うのは私だけかな？｣

｢いや、俺も思ってた。｣

だよねー、なんて鉄朗の隣に座りながら話しているとイキナリ抱きしめられた。

｢て、鉄朗!!?｣

｢なぁ、蒼唯…俺はこの先ずっとお前のこと話すつもりなんてねーからな。｣

どこかしら切ない声で鉄郎が私に告げた。
何かに怯えているの？

｢鉄郎…私、離れるつもりなんてこれっぽっちもないよ、安心して？｣

鉄郎の背中に手を回して少し強めに抱きしめる。

｢それにね、嬉しい報告もあるんだよ。｣

そう言って鉄郎の顔を見上げて笑顔でみつめる。

｢報告って…？｣

｢赤ちゃん…できたみたいなの！｣

どう嬉しいでしょ？と言ってみると鉄郎も笑顔になってくれた。

止めどなく溢れ出す


｢これからは蒼唯も子供も俺が愛してやるからな。｣

｢ありがとう、鉄郎愛してるよ。｣




−あとがき−

こんな夫婦憧れです＼(^ω^)／
クロが相手だと…更に…(ry

ご覧いただきありがとうございました＼(^^)／

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