ハイキュー | ナノ




「#name#はさ、卒業したらどうすんだ?」
「あー、私は東京の体育大学に進もうかなって思ってるよ」
「それってM大か?」
「そうだよ!」

俺も…と言われ黒尾くんが言った言葉が信じられなくて、黒尾くんもそれに驚いたみたいで目を丸くしていた。

「本当に…?」
「あぁ」
「そっか、嬉しい…」

思わず自分の心に留めているハズの言葉を口にしてしまっていたみたいで、黒尾くんに何て?と聞かれ思わず口を手で押さえるものの、黒尾くんの耳にはばっちり届いてしまっていたみたいで顔を覗き込まれていた。

「あ、あの…」
「嬉しいって本当?」
「え、あの…うんっ」
「俺も嬉しいよ」

わしゃわしゃと頭を撫でてもらえてそれがけでも有頂天になっていたのに、そっと黒尾くんにキスされた。
一瞬何が起きたかわからなかったけど、段々頭の中で理解できるようになったのは凄く時間がかかってしまったように思えた。

「く、ろおくん…」
「俺さ、1年の時から蒼唯のこと好きだったんだけど…蒼唯も同じ気持ちだって思うのは俺だけか?」
「ち、がうっ!!私も同じ…気持ちだよ」

そっか。といつものように笑ってくれてまた黒尾くんとの距離がゼロになった。




二人はめぐり逢えるさ



黒尾くん、この先戦うこともあると思うけど、私は黒尾くんの応援を心の底からできないけど…あの、勝つのは梟谷だから!
でも、それ以外でも……よろしくお願いします……





あとがき

黒尾と蒼唯さんの進路先は偽造でございます。



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