「正直俺だって不安だけど、蒼唯が決めたことなら俺は何にも言わないつもりでいたけど、別れるっつーのだけは納得いかねーよ。」
「ご…めん。」
「俺はさ、バレーばっかで正直あんま構ってやれなかったって後悔してるけど、蒼唯はいつでも笑ってくれてたから、だから今まで頑張ってこれたわけよ。」
「だから、これからも俺の隣で笑っててくれよ。」
鉄郎のその言葉が私には嬉しすぎて何も言わずそのまま鉄郎の背中に手を回して泣き続けた。
何も鉄郎のこと考えずに私ばっかりで考え込んでて、一人で泣いてた。
でもこうやって鉄郎の傍にいていいんだと思うとまた涙は止まらなくなった。
更に鉄郎の優しさに感謝し、そして愛おしさを覚えた。
決して離さない「俺が大学卒業したら結婚しよう。絶対幸せにする。」
−あとがき−
卒業シーズンだったので、書いてみました!
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