「け、いくん!!どうして…。」
「蒼唯が呼んだからデショ。」
「いや…呼んだっていうか…その…。」
いきなりで恥ずかしくなり、下を向く。
「マネージャー…してたんだね。」
「あ、クロと…研磨に誘われて…マネージャーしてたら…蛍くんに、また…会えるかなって、思った、から。」
「そっか。」
蛍くんは表情を変えずに私を見つめてる。
改めてしゃべってみると、声も低くなった。
背も昔から大きかったのにずっと大きくなってて、凄く大人っぽくなっていて更にドキドキする。
「ずっと…蛍くんに、会いたかった…。」
「っ!?」
「蛍くん、忙しくなったから…連絡取れなかったけど…こうやって会いたかったから…。」
「それってさ、自惚れていいわけ?」
蛍くんの距離が近くなる。
ぐっと近くなる蛍くんとの距離に胸がドキっと高鳴る。
「僕もさ、蒼唯に会いたかったよ。」
ふっと微笑んでくれる蛍くんの顔を見て何でか涙がでそうになった。
「僕さ、ずっと蒼唯のこと忘れられなかったんだよね。
今日会ってビックリした。」
「えっ…。」
「ずっと好きだったよ、蒼唯。」
そう言って蛍くんは私にキスをしてくれた。
必死で堪えていた涙が頬を伝った。
運命ってあると思う?蛍くん、こうやってまた出会えて、お互いの気持ちが同じことが私はとても幸せです。
会わなかった時間なんて関係なかったんだね。
−あとがき−
なんだかグダグダ…。
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