一也に会いたいって思って電話をかけてみたけど、まさか本当に会えるなんて思ってもなかった。
倉持も哲さんも純さんにも…。

3人がいることも忘れて私は一也の腕の中で泣き続けた。

いつものように一也は落ち着くまで頭を撫でてくれたおかげですぐに落ち着いた。

「大丈夫か?何かあったのか?」
「違う、よ。本当にみんなに会いたくなったの」
「おい…本当にルイかよ…スッゲー痩せてんじゃん」

ガシっと肩を掴まれて振り向くと倉持のがいた。
大丈夫か?と哲さん。お前心配させんじゃねーよ。と純さんに言われてまた涙が滲んできた。

「おいおい、泣くなっての…お前は笑ってねーと調子狂うんだよ…昔っから」

そう言ってガシガシと頭を撫でてくれる純さんは相変わらずで安心した。

「っつーかこんな時間に出て来て大丈夫なのか?」
「今日…友達の家、泊まるって…」

そっか。と言った後にこの後少し大丈夫か?と一也に聞かれて何が?と思ったが大丈夫。と返事をすると、じゃあ行くか。と言ってどこかに向かって歩きだした。
どこに行くのか全くわからなかったが、一也達に黙って着いて行くことにした。







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