やっぱり烏龍茶っておいしいよね。
いーくんも無駄な抵抗はせずおとなしく飲んでいる。



………何か、来る。




突如として響いた爆音。ほんの少し青ざめるいーくん。


「琴織ちゃん。」


「大丈夫だよ、いーくん。」



本当は根拠なんてない。この感じは多分"赤色"人類最強だ。彼女が零崎を嫌っていることをいーくんは知っているのだろう。私にも分からない、けど、今逃げたら完璧に敵と見なされるだろうから。


さぁ赤色。貴女は私にどんな対応を?




「よぉいーたん。面白そーなもん連れ込んでるみてーじゃんか。」



「哀川、さん。」


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