4.問題解決 [ 4/6 ]

水をかぶった翌日私は嫌がらせをしていたと思われる人たちに謝られた


ほんとに、びっくりするくらいの勢いで謝られた


『いや、あの本当もういいんで…』


「鹿山さん、本当に今までごめんね!」


『いや、あのもう大丈夫なんで』


「なんて、優しい子なの!?

わ、私…、この子のファンになるぅー!!」



…?



えー!?


どうゆうことー!?


これは、と、とりあえず…



問題解決…?





〜幸村side〜


俺は昨日、きっと鹿山さんに嫌がらせをしていると思われる


俺のファンクラブのもとにいった





「ねぇ、ファンクラブの会長さんはどこかな?」



「私です。幸村様どうなさいたしましたか?」



「あはは、どうしたかったって?













見てわかんないかな?


俺怒ってるんだけど」



我ながら今すごい怖い顔をしてると思う


自分でも、何でこんなに怒ってるのかわからないけど


とりあえず、今はこの問題をどうにかしないと


「あ、あの…ゆ、幸村様


何をそんなに怒っていらっしゃるのですか…?」



「自分達が何をしたか覚えてないというのかい?」


「え、ええ。


私達には何のことだか、わかりませんわ!


私達何か幸村様の勘ににさわることしましたでしょうか…?」


「勘にさわること…?


そうだね、君たちは俺の怒りをかったね


君たち鹿山さんに水かけたりしたよね?


「そ、そんなこと…!」


まだ、俺がしゃべってるから静かにしててくんない


「は、はい…」

前々から思ってたんだけど、俺らの周りウロチョロしないでくんない

お前らがミーハーなのは知ったこっちゃ無いけど


テニス部に影響がでてるんだよねー


部員のものが盗まれたり、盗撮されたり


本当いい加減にしろって感じなんだよね


こんりんざい、テニス部と俺らと関わった女子に制裁とか考えないでね


次したらどうなるかわかってるよね?」



「「は、はい!もうしません!」」


「とりあえず、鹿山さんに謝りに言ってくんない?」


「は、はい!今すぐ行って来ます!」


とりあえず、これで一件落着かな…


(早く君に平和が訪れることを祈って)


[*prev] [next#]
[Back]





「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -