君色、愛色 | ナノ

01


季節は巡り、12月となりました。
街の景色はクリスマス一色になっています。

「沙和ちゃんさ、今年のクリスマス、俺ん家来ない?」

「庵くんのお家?」

「そ。今年のクリスマス、苑の彼女も来る予定なんだけど、沙和ちゃんもどうかなーって思ってさ」

「行きたい!」

ずっと気になってた苑くんの彼女さん。

苑くんいい子だから、きっと彼女さんもいい子なんだろうなー。

「よかった。みんな沙和ちゃんに会いたがってたよ」

「本当?!なんか嬉しいなー!」

「みんな喜ぶと思うよ。それより、その日仕事入ってる?」

「今のところOFFだよ!」

「それじゃあ、その日迎えに来るね」

「はーい!ありがとね、庵くん」

「どういたしまして」

クリスマスが楽しみです!



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