君色、愛色 | ナノ

08


「ただいまー!」

庵くんの元に戻って来ました。

「おかえり」

「これ、軒くんから!」

「ありがと」

「いえいえ、どういたしまして!」

庵くんの隣に座りコーヒーを飲む。

「ひなたちゃんたちとは仲良くなれた?」

「うん!今度一緒にご飯行く約束もしたよ!」

よかったねと言って庵くんは微笑んだ。

それから、いつプレゼント渡そうかなーと考えていると、

「ねぇ、沙和ちゃん」

声をかけた庵くんが、私の耳元で、

「今日さ、泊まりにいってもいい?」

と、言ったので、

「!、もちろん!」

と、しか答えれなかった。

その時にプレゼントは渡そうと思った。





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