誘惑のキスをして(アイガ)


(※アイガ視点。ちょっとエッチいです)

パンッ。と部屋中に乾いた音が響く。名前がいけねぇんだ。いつもみたく、触れるだけのキスじゃなくて、口の中に舌を入れてくるからいけねぇんだ!俺は「帰る」と言い、名前の部屋からを立ち去ろうとすれば、名前は慌てて俺を抱きしめてずっと謝り続ける。

「もういいから」
「けど、本当にごめんね」
「いいから。そんな顔するなよ」
「私がいけないんだよ。アイガはまだ、小学生で私が大人のキスをしちゃったから」
「ふーん。さっきの舌いれたやつが大人のキスなんだ」
「そ、そうだよ。するのすごい恥ずかしいんだから」

顔を赤くしながら、顔を俯く名前は本当に恥ずかしかったんだろう。俺にも伝わってくる。俺は名前の両頬を手で包み込み、唇にキスをする。

「アイガ…?」
「さっきはびっくりしたけど、今だったらいいかもしれない。さっきの大人のキスしろよ」
「え、え〜っ」
「え〜っじゃない。してくれなきゃ、帰るからな」
「します、します!」

名前は恥ずかしそうに俺にキスをして、舌を入れてくる。俺は名前の髪を撫でながら、それに応えるのだった。