はじめ幕末京都出口日記



新撰組パレード2013

初、新撰組隊士慰霊祭と、池田屋事変パレードでした。

なんと言っても今年は新撰組結成150周年目!という特別な節目に初めて見に行けたのはありがたかったです。

昭和51年に結成された新撰組同好会のみなさんが新撰組に扮して、京都壬生寺(大宮)〜八坂神社(四条河原町)まで歩くパレード。

毎年7/16に池田屋事変の日として行われてるものです。

13時頃にはファンは壬生寺に集まり、慰霊祭。
壬生寺で慰霊祭・演舞などを行い、旧前川邸でも演舞。

15時半頃になると壬生寺に人が増え出します。16時前になると、隊士が集まり服装点検などされてました。部隊は一番隊、二番隊、三番隊構成で近藤局長などそれぞれに役を与えられてるようでした。

一番隊は若めの隊員、後ろへ行くに連れて年上の隊員になってる模様(?気のせいかもしれませんが…)。

一番隊から順に「一番隊、行くぞ!」「おー!」(ごめんなさい掛け声覚えてませんので不確かです…)の掛け声とともに壬生寺を出発。

あさぎ色・だんだら模様の羽織を翻して、道路を高下駄でカランコロン。

もちろん、ちゃんと赤信号は止まります。遅れてもいけないのでバスにも配慮しながら、歩きます。

ファンがその後を追い、道路には出れないので歩道へ。行き交う人やお店の方はなんのこっちゃ状態、とりあえず撮らないとと誰も彼もカメラを取り出し、フラッシュと写メの音。

パレードがあるのを知らない方も多くて「新撰組おるで」と居酒屋店員さんが出てきたりカップルが「新撰組や」と驚いてたり、外国人観光客を案内してるお姉さんは急いで通訳「なんとかかんとか、samurai」。みな、行き交う人が注目してました。

祇園祭・宵山、とあって。四条までくると人の多さに酔いそうでした。暑さも増した気がします。

屋台が立ち並び、美味しそうな香りが漂います。

壬生寺から一緒に歩いてきてたメンバーはどことなく互いに顔は覚えてる感じなので、知り合いでもなければ声も掛け合ってないままですが、ちらほらいると私は安心感を覚えるほどの人混みでした。


一時間と少しばかり歩き、八坂神社へ到着。

壬生寺から信号渡って右折してからの一本道、四条通を直線でした。

この道をたどって、八坂さんの手前にあるローソンのところで集まって二手にわかれて、長州勢を血眼になって探索したのか…。もちろん、高下駄で…。うーん、現代人、なんて体力がないんだ…。壬生寺から八坂さんまでだけで足痛いよ。

そんなこと考えながらローソンを見て、信号待ち隊士を見守る。

もともと八坂神社はいつも多いので階段は混乱しつつも、新撰組の場所は空けてられておりすぐに並べてました。

恐らく壬生寺から一緒に歩いた壬生寺組の他に、八坂神社前で待ってたファンもいたんじゃないかな。

恒例である階段での「えい、えい、おー!」の掛け声を二回か三回ほどしてから、カメラさんどこですか?とカメラさんのためにポーズをされて。

(どこかの局か雑誌さんなのかはわからないですが、カメラさんいらっしゃいました。後で腕章確認すると、一つは京都テレビのKBSさん…さすが…!)

一般観光客とファンも便乗してカメラで撮る、撮る、撮る。

ベストショットとはいかないですが、間近で見ていたかったのでこのショットです。

次回はゆっくり(とはいかないですよね、下の方が混み混みです)下の方で見れたらいいなーと思います。

その後は上に登って八坂神社でお祓い?ご祈祷?。礼したところがこちら。

これにて終了のため裏へ向かってバスに乗り込む隊士たち(新撰組同好会さん)。

最後、一つだけ窓を開けて下さって、手を振って下さいました。ありがとうございました…ちょっぴり感動。

開いた窓に向かってありがとうございましたか、お疲れさまでしたか迷って他の方に混じって「お疲れさまでした」になりました(笑)

これにて本日終了。

隊士の皆さんはこれから打ち上げとかでしょうか?

あっという間でした。

素敵な時間ありがとうございました。


2013年7月17日執筆
2015年8月29日up


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