(CM明け)

鉄「で、さっきのお話の続きみたいになっちゃうんだけど、
お二人とも、『イケメン芸人ランキング』っていうの?
私よく分からないんだけど。
いつもそれの上位に入ってるんですってね?」
 
慎「そうです。おかげ様で選んで貰ってます」

鉄「まあ、そうよね〜。
わかるわぁ、あなた、本当にハンサムでいらっしゃるもの」
(隆、ロックオン)

慎「鉄子さ〜ん!相方だけやなしに、
俺も入っとります〜♪」

鉄「あら、そうなの?」
(殺人的スルー)

鉄「ところで、あなたたち、昨年末に、
お笑いの、大変大きな賞をお取りになったんですって?」

隆「W−1ですね」

鉄「そう!そのW−1って言うの?
私よくわからないんだけど、
お笑いの方の間では、凄く有名な大会なんですってね?
そこで優勝なさったとか」

慎「はい、おかげ様で優勝させて貰いました」

(画面に、W−1優勝の時の写真パネルが大映しになる)

鉄「わ〜、凄い!
賞金1000万円も貰えるの?
私も今年、出ようかしら」

慎「て、鉄子さんがお笑いするんですかっ?」

鉄「あら、だって、賞金が1000万円なんて凄いじゃない?」

隆「ハハハ…(引いてる)、鉄子さん、この大会は漫才の大会やから、
ピン…、一人では出れんのですよ」

鉄「あら、そうなの?
じゃあ、あなた(隆ロックオン)、
私とコンビ組んで下さらない?」

慎「鉄子さん!何や、本気っぽいやないですか!」

鉄「えーっ?だって、賞金1000万円よ?(←すごい食いつき)
しかも、こんなハンサムな方と一緒に」

慎「俺は完全無視ですかいっ!」

隆「慎…、優勝したら、
焼肉奢ったるわ」

慎「隆やんもやる気マンマンやないかいっ!
うわ〜、相方にまで見捨てられた!
俺、めっちゃ可哀相な人やん!」

鉄「(資料を見ながら)
でも、あなた方が優勝した時の大会って、
参加者が4716組?
過去最多だったんですって?」←切り替え早い

隆「そうみたいですね。
まあ、それまでずっと決勝行けんくて、
俺らにとっては最後のチャンスだったんで。
喜びもひとしおでしたね」

鉄「そうみたいね、何か出場するのに年数制限があるんですってね?」

慎「ええ。俺らにとっては、出場出来る最後の年だったんで、
ホンマ、めっちゃ嬉しかったです!」

鉄「えーと、では、CMの後、お二方がこの場で漫才をして下さると言う事で」

慎「はい!」

隆「チャンネルはそのままで!」

(CMへ)



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