「はい」予想に反してあっさりと返ってきた鍵を凝視する。え?なんで?何がしたかったの?「それじゃあ、後で」「え・・・」私の後ろを通って、隣のドアに鍵を差し込んだ。「僕、隣人だよ」そのときの輝かしい笑顔を、私は今でも忘れない。prev nextback