神の愛、人の愛 設定 (1/1)

世界観

時代はだいたい中世ぐらいを思い浮かべて頂けばよいかと。剣とか騎士とか時々魔法とか錬金術とか、そんな感じです。

・神聖ブリタニア帝国
多くの民族を内包する大帝国。昔は被征服者だった民族も、長い年月の間に帝国に吸収され、今では元来のブリタニア人と変わらぬ扱いを受けている。
その一方で、純血派と呼ばれる一部ブリタニア人の間では、被征服民族への差別意識も根強く残っている。
多民族国家のため、地域によって用いられる言語は様々だが、公用語はブリタニア語。帝都はペンドラゴン。
宗教は、ブリタニア正教だが、現在は教会よりも皇室の勢力が強いため、強制ではない。

・日本
ブリタニアの領地の一つ。
東端の辺境の島国だが、その資源の豊かさと、力を残したまま早期にブリタニアに降伏したため、日本人の領主による半ば自治のような形が認められている。
京都六家と呼ばれる旧家の当主の中から、神託により領主(日本での呼び名は天皇)が選ばれる仕来り。
京都六家は、ブリタニアでも貴族として遇されており、領主でない六家当主のうち一人以上は、帝都で宮仕えをすることになっている。
土地神への信仰が根強く、ブリタニア正教の浸透が薄いため、教会とは仲が悪い。

登場人物

・ジノ・ヴァインベルグ
17歳(今年18)。
元貴族の四男。10歳になる年に、兄達の相続争いに巻き込まれ、逃亡。スザクに拾われ、養子となる。
一時は枢木の姓を名乗っていたが、生家との和解もあり、本人の希望により現在はヴァインベルグの姓を使用。
スザクに家族愛を超えて、恋愛感情を抱いている。

・枢木スザク
23歳(今年24)独身
枢木家の現当主で、ジノとアーニャの養父。元々ユーフェミアの騎士だったが、彼女が亡くなり、現在はシュナイゼルの騎士。
子煩悩で親馬鹿。

・アーニャ・アールストレイム
15歳(今年16)
ジノを連れて逃げた使用人の娘。母親を失い、ジノと共にスザクの養子に。
ジノとはスザクを巡るライバルであり、同志。

・紅月カレン
(カレン・シュタットフェルト)
スザクと同年。独身
日本人とブリタニア人のハーフ。枢木家に武官として仕えている。スザクの士官に伴って、共に日本へ。現在はスザクの部下としてシュナイゼル旗下の部隊に居る。

・シュナイゼル・エル・ブリタニア
34歳。独身
神聖ブリタニア帝国第2皇子にして、宰相。政略や戦略の際立った才と温厚で落ち着いた人柄から、時期皇帝の座に最も近いと言われている人物。


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