おとなのこころ





自問自答する、これがなにに見えるか?
自分が答える、わかんない!
これでいいと言い聞かせた頭で怪我人の手当てをしているときから、胸騒ぎがしていた。
なにに見えるかなんて大事じゃない。
起こり得たことだけが全てなんだ。
勘は当たる。
とくに、胃が張り詰めて痛くて冷たいときはそうだ。
他の分隊が大怪我をして、手の空いている団員は全員看護に回った。
包帯ごと腐りそうな怪我を見つめては現実を白い布で覆い隠す。
前線に復帰する前に、体調がああなって、ミケさんとはああなって。
そう、そしてこの胸騒ぎ。
おとうさんがむかし読んでくれた本の中には、運命の王子様がいた。
あの王子様も、運命を感じ取っているのだろうか。
そうして、お姫様を助けに行ったのだろう。
そうだと思いたい、自分が間違ってると思いたくない。
私の肩に抱きついて、なにしてんの!ってぺトラが今すぐ笑いかけてくれるような気がして、そのときに、思い切り笑顔になれるように。
ご飯はオルオの分まで二人で食べちゃおう!なんて言って笑うぺトラが、すぐそこにいたときのために。
だから、勘を信じて待つ。
汚れた包帯を異臭漂う袋に捨てて、乾いた血の匂いが鼻を掠る。
不愉快な匂いを嗅いで死んでしまえるのなら、いいのに。
私らしくない、私らしくない。
なんで私らしくないの、わかんない。
ぺトラの姿がどこにも見えないまま、黙って衛生班の元へ向かった。




ミケの部屋の机を背にして、パンを一口齧る。
唾液は正直に溢れ、口の中でパンを潤した。
味が広がって美味しい。
床を見つめる私をミケさんは心配しているようで、書類の掃除をする片手間に私をちらりと見る。
優しい瞳に、心配をかけたくない。
今の私を掘り起こしても、悲しいことしか出てこない。
鼻の中は、こびりついた油と血と埃の匂いがする。
飲み込んで、また齧って、噛んで、唾液まみれにして、飲み込んで。
口の中でバラバラになるパン。
いつもはぺトラと一緒にご飯を食べていた。
もう、そんなこともないのかな。
どこかで希望を持っている私は、兵士に向いていない。
思い過ごしであってほしいことに気づいて、胃が渦巻く。
気分が悪くなって、パンを置いてミケの部屋から出てトイレを目指す。
トイレ、トイレ、と間に合わず、庭に飛び込む。
暗く手入れされてない庭。
草むらに、食べたものを戻してしまった。
汚い匂いがして、すぐまたトイレに向かう。
汲み水で何度も口を濯いでから、舌の上に指を置いて何度か押す。
唾液に混じった不味い液体が頬の裏側から滲んできて、歯を伝い垂れる。
それから、また口を濯ぐ。
垂れたものは全部流してからミケの部屋に戻ると、待ち構えていたよう先ほどまで私が座っていた椅子にミケが座っていた。
「なまえ。」
重たい声。
「リヴァイから聞いた、残念だったな。」
聞きたくない。
とても聞きたくない。
今まで何度もあったことを、どうしてこうも受け入れ難いのか。
ぺトラは友達だったから。
「なんでみんないなくなっちゃうの」
認めたくない。
ペトラは?どこ?
口にしたくもない。
ペトラはどこにいったの?
兵士が死ぬことは当たり前。
「俺がいるじゃないか、それにハンジも、ナナバもエルヴィンも。」
ミケが、私を慰める。
「いるよ、わかってるの、でも、どうして、どうしてみんなわたしを置いていくの、仕方ないの知ってるの、私だっていつか誰かを置いてく、こどものわたしがいけないんだ」
哀れな私を、ミケは慰める。
「自分を責めるな、俺以外の前で同じことを言ってみろ、殴られる。」
ようやく響いた正論に、涙が溢れた。
泣き出した私を、ミケは黙って受け入れる。
ただ、黙って私を見つめる。
言葉をかけず、私がどうしたいかだけを待つ。
「ぎゅってして」
ミケに手を伸ばしきる前に、力強く抱きしめられた。
大きな体温と安心感に包まれたあと、整理整頓された机が見えてまた涙が溢れ、声を殺して泣く。
誰かが死んで悲しいなんて、今まで何度もあった。
おとうさんがしんで、みんなしんで、仲間も友達も時たまいなくなって。
でも、ぺトラは、ぺトラは。
ミケの肩を涙で濡らし、手でミケの大きなシャツを握り締める。
「ミケ、ね、ミケ」
ミケを呼ぶと、優しい目が私を見た。
泣き腫らしそうな私を、黙って見つめる。
「してほしいの」
「…今か?」
「うん」
「辛いのは薄れるか。」
「薄れる」
そう言うと、ミケが私を撫でてから軽くキスをした。
温かいキスに、涙は少しずつ止まる。
してほしい、してほしいの。
「ね、ミケ」
「ん。」
いつもしなかったことを。
私を軽々抱き上げたミケが、抱きしめたままベッドに移動して座る。
嗅ぎ慣れた匂い。
キスをして、舐めて、いつもどおりのことの手の動きをしたミケを押してから、ミケを見つめ首を振る。
わからないようで、また普通にしようとしたミケを押しに押して、ミケを押し倒した。
ミケのお腹の上で、服を脱ぐ。
真意を悟ったミケが、急に険しい顔をした。
「おい、なまえ。」
「なあに」
「なまえの体を虐めるような愛し方は、俺はしたくない。気の迷いだ、なまえ。」
きかない、全部脱いでやる。
「やめるんだ、怪我をしたらどうする。」
下着も脱いで裸になって、ミケを見た。
困ったような、恥ずかしいような顔をしたミケ。
「怪我したっていい、いなくなってしまうよりいいの、ぺトラがいなくなってわかったの、わたし、ミケが好き、ずっと一緒にいたい」
だから、と迫るとミケが最大の問題点を指摘する。
「大きさが・・・。」
「そんなことないよ、ね、見て、指、はいるんだあ」
ミケのお腹の上で股を開いて、性器に指を二本入れる。
濡れてきたそこは、もう簡単だ。
「おい、なまえ、おい。」
「なに」
「やめ、やめてくれ、恥ずかしい。」
「なにいってるの」
いまさら、と思えば、ミケが困った顔をして眉尻を下げていた。
途端にわくわくしてミケが可愛く見える。
面白くなって笑うと、もっと恥ずかしそうな顔をされた。
ズボンをずらし、膨れ上がったパンツから大きくなったちんちんを解放する。
見慣れてきたこれを、体の中に入れることくらい、大丈夫。
股の下にちんちんを挟んでから、入り口に当てた。
腰を落とせば、入るはず。
ぐ、と腰を落としても、全くだめだ。
「んんんっ」
「なまえ…無理をするな、駄目だ。」
「へ、平気」
大きなちんちんを入り口に当てて、腰をぐっと落とす。
全く入らず、何度も確認した。
「はいんないよっ、なんでっ」
腰を落とそうとしても、むり。
「んんんん〜っ、ん」
呻きながら無謀なことをしていると、ミケが起き上がった。
「やだ、するもん」
「…いいのか。」
頷くと、ミケが私を掴んでゆっくり寝かせる。
やっぱりいつもの体勢だ。
私の本気を感じ取ったのか、ミケが脱いだ。
脱ぐミケに見下ろされながら、シーツの上で待つ。

ミケが私を寝かせ、腰を掴んで浮かせた。
寝転がる私の腰だけを高く、膝立ちのミケの腰の位置に持ってきた体勢。
「上半身は寝かせて、楽にするんだ。」
大きな手が、私を掴む。
ミケの体を全部受け入れるつもりで足を開くと、又の付け根が軋んだ。
こればかりは、仕方ない。
「痛かったら、すぐに言え。」
ミケが私の目を見て、しっかりと告げる。
ああ、するんだ。
大好きな人とする。
ぞわぞわするのとはまた違う感覚が、私の頭を覆った。
この位置じゃ、然るべき部分がどうなっているか見えない。
ミケだけが、目撃者になる。
さながら私は体感者、と思えば性器の入り口に熱が押し付けられた。
もう一度、欲情を押さえ込んだような真剣な目のミケが私と目を合わせる。
微笑んで頷くと、先端が膣内に埋まった。
これは何度かしたから、まだわかる。
初めて見たときは入れられたら死ぬと思ったちんちんも、怖くもなんともない。
先端の圧迫感が増えて、ぬるりと入る。
何かが、ミケのちんちんを遮っている感じがした。
ミケのちんちんの先端を、意図せず強く締め付けているのがわかる。
狭い中に入って、ぎゅって。
私がミケかわからない息が聞こえる。
はあはあ、と何度か耳にさわった。
ぎゅ、と動く筋肉を緩ませようと、何度も呼吸をする。
鼻を掠る私の息は、熱い。
浮いた腰の中に、圧迫感が押し寄せる。
ぐぐぐ、と入ったところで何かの抵抗感と違和感を同時に混ぜたようなものがあった。
声を出そうかと思ったけど、何かを感じ取ったのはミケも同じのようだ。
そこで止まって、息を何度もする。
声ひとつあげない私を、ミケが真剣な目で見た。
どきどきする、でも、体はそれだけじゃすまないことになってる。
「平気、ミケ、きて」
そう言うしか、なかった。
腰を掴まれ、私とミケの腰の距離が少しずつ近づくと同時に、膣内の圧迫感が増す。
「ひ、あ」
声が漏れた瞬間、ミケが心配そうな顔をした。
平気だと首を振って微笑んで、受け入れる。
優しいミケが、こんなにも心配して私としてくれた。
目元が興奮で淀んで、それから私を見ては心配の色を映す。
顎鬚に垂れる汗を見て、ミケも緊張しているんだと分かった。
薄い抵抗感と違和感、これを突き進めばいい。
逞しい腹筋、私じゃとても鍛え上げられない体。
軽々と私の腰を掴むミケの吐き出す息は、震えてる。
骨っぽくて、大きくて、頼りになる腕。
私に覆いかぶさったミケが、私の胸を揉む。
前とは違うかんじがして、びりびりした。
胸全体が胸の先みたいに、揉まれるだけで気持ちいい。
ミケの唇が私の舌に触れて、キスする。
空いた手でミケをぎゅってしたら、ミケが腰を進めた。
埋まって、その薄い抵抗感と違和感は消える。
あ、と言葉は漏れても、何かが浮かんだ。
私の中の何かが失われたことが、わかる。
「あっ・・・あ・・・」
「痛くないか。」
首を振って、両手でミケの頭を触る。
さらさらの髪の下に、熱が篭っていた。
額の汗を拭くかわりに額と唇にキスをして、息を震わせる。
震えた息と、喉。
何度も呼吸をつかえさせるミケに、なんとなく聞いてみる。
「どれくらい入ったの」
「四分の二、くらい・・・。」
私の中はもういっぱいなのに、と申し訳ないけど愛しくなる。
真剣な目で私にキスをするミケ。
ミケが軽く腰を動かすと、ずる、と内臓が動く感覚がした。
目を細めても、見つめるのは真剣な顔のミケ。
口髭が歪むくらい歯を食いしばっていて、顎鬚は濡れている。
優しい目元が、私を見ていた。
何度が動いていくうちにピリピリして、それからおなかがきゅうっと締まる。
おなかの下の下、ミケのちんちんがあるあたりのすぐ上。
ずる、ずる、と動いて、奥にすぐ当たるのがなんとなく分かる。
「奥のほうって、感覚ないんだねえ」
少しだけ足を動かしてみると、膝の裏が汗でびっしょりだったことに気がついた。
汗が膝の裏から垂れ、シーツに落ちる。
気にしてみると、背中も二の腕も汗まみれだ。
呼吸が落ち着く気配は、ない。
「押されてる感じがする」
柔らかく動かされるたびに、ミケと私の体液が混ざったものがお尻を伝っていく。
私のおなかの上にポタリと落ちるものはミケの汗。
熱い、とても熱い。
手足から汗が落ちて垂れていく。
冷えた空気の部屋で、気持ちのいい火傷をするようなそこをミケが行き来する。
ミケの手が、指が、唇が、触れ合う場所ぜんぶが気持ちいい。
くち、と音がするかしないか、それくらいなのに、体は興奮していく。
擦れる中は、濡れて垂れてる。
ミケを抱きしめたくて、でも、気持ちよくて手まで痺れて血の気が引いて下腹部に集まっていった。
「なまえ、はあ、なまえ、辛くないか、痛くないか、なまえ。」
私を心配するミケの目から、どんどん余裕が消えていく。
たぶん、ミケも同じ状況なんだ。
背中を逸らして、ミケの瞳を覗いてから、大きな胸板を見つめた。
胸毛の中に汗が見えないか、震える瞳孔が探す。
触れ合う部分が、手と胸が、足同士が、腰同士が痺れて、体が求めてくる。
もっと、もっとって。
心臓がばくばくいってとまらなくて、呼吸が増えた。
冷たい空気を吸っても、すぐ熱くなる。
顔も、体も、血も、全部熱い。
ミケもはあはあ荒い息のまんま、霞みそうな目をしたまま覆いかぶさってる。
大きな手が、私の腰骨に触れた。
ばち、と跳ね返るような感覚がすれば、おなかのなかがきゅうっと締まる。
「平気・・・なんか、おかしい・・・」
腰を抱えられたところから、覚えのある気持ちよさを薄めたようなものが広がる。
「ミケ、も、きもちい」
目の前がちかちかしても、気持ちよくて逃げられない。
「これ、普通なのっ?」
「ち、が。」
大人のミケがそう呟き終わる前に、私は両手をミケの背中に回す。
切りそろえた爪でミケの背中に指先を埋め、わけのわからない快感と絶頂と気持ちよさと火花をごちゃごちゃにした感覚に塗れる。
「あ、あ、あ、あ、ああ、あ」
「なまえ、う、くっ、なまえ、ぐっ!」
ミケの顔を見ながら、大好きって言おうとしても、だめ、だめ、気持ちいい。
動かれてないのに、だめ、だめ、きちゃう、きちゃう、わたし。
ミケ、だいすき。
こんな声が出るんだ、と思うくらい高い声が私の口から出て、全身が痙攣した。
体の中にあるミケを強く締め付けて、悲鳴とは違う絶叫をあげる内臓が快感を押し上げてくる。
叫び声に近い声を出してから、喉がきゅうっと締まって、声が際限なく出た。
「っく、おあっ!」
ミケが声を漏らすと、性器の外側が急に熱くなった。
体温を煮詰めて流し込んだ熱さが、私の中で広がる。
放心しても、まだ体の中を気持ちいいのが這いずり回った。
動けば動くほど、ぞくぞくする。
動かずにいても骨は軋むし、筋肉は何故か気持ちいいほうに動こうとしてしまう。
「ん、ん・・・」
熱が広がる体を支える骨が、軋む。
背中を逸らして快感をどうにかしようとしていると、ミケの手の力が一瞬だけ強くなった。
「むっ・・・く・・・。」
ミケの肩がぶるっと震えて、苦しそうに息を吐き出す。
かはっと鳴った喉のまま、私に覆いかぶさって、繋がったまま私にキスしてくれた。
腰は止まらなくて、びくびくする。
ふーっと何度も息を吐く私の頭を、ミケが撫でた。
「なまえ、いい子だ、よく頑張った、ありがとう、嬉しい。」
「私も」
「痛くないか?」
「平気、でも、すっごくあったかい」
痺れる腕をミケに伸ばして、ミケにキスする。
唾液で濡れている唇の皺を舐めて、口髭が鼻の下に当たった。
頬の裏側を舌で舐められると、濡れても少しざらついた舌が気持ちいいところを舐めてくる。
落ち着くまで呼吸を整えているうちに、ミケも落ち着いたようだ。
ぼうっとする私の体の中から引きずり出そうとしたとき、腰が跳ねた。
「ひっ、やっ!」
体の中で、もう終わったものが引きずり出されるたびに、ぞくぞくする。
ミケは震える私に何度もキスをして、腰を引く。
「んうっ、う!あ、ミケ、ミケミケミケ、あ!」
ぞくぞくとおなかの底から沸く感覚に何度も首を振っても、ミケは引き抜くのをやめなかった。
ずるずるずる、と抜けていけば、背中が反ってびくびくする。
ずぽ、と抜けた瞬間「あ!」と悲痛な声を出したのを気にして、私を見る。
腰を休めた側から、精液らしきものが溢れてきた。
じわりと溢れる熱い液体は足を閉じても出てくるもので、あとで拭かないといけない。
放心する私を抱きしめ、ミケは何度もキスをする。
濡れているのか乾いているのか分からない口内が、ミケの舌で舐めまわされた。
太くて筋肉質な肩の付け根が動いて、熱い息がかかる。
「あつ・・・」
大きな手で汗を拭かれて、髪を撫でられる。
ミケに抱っこされる安心感がふっと戻ってきて、重くなった体を横向きにしてミケに抱きついた。
私なんか小さくて、その気になればミケに潰されてしまうだろう。
汗を浮かべた顔のミケが私を何度も撫でてくれて、体温からまだ痺れが伝わる。
「すごくうれしいの」
優しい目を覗き込んで、放心半分のまま微笑む。
「だから心配しないで」
体を動かしたら、お腹がようやく落ち着いて、股のあたりの熱さが残った。
ミケが私を抱きしめて、撫でて、囁く。
「ずっとこうしたかったのは事実だが、なまえのことが何より大事だった。無理をして、嫌な思い出になるのが、俺は怖かった。」
こわがりさん。
でも、もう大丈夫。
「挿れたときはなんか違和感あったけど、すっごく気持ちよかったの、変かな」
初めてなのに、痛みの記憶があんまりない。
もしかして私はチビだけど穴だけはデカいのかと焦ると、ミケが私を撫でる。
「通説は多々あるが、俺は気持ちが一番重要だと思っている。」
大好きなミケ。
すごく、すごく大好き。
私が背伸びしてても、ちゃんと大人扱いしてくれた。
怖い夢を見て泣きついても、ぎゅーしてくれた。
一緒にいれば、怖い夢はもうみない。
「さみしくない、ミケといるときだけは寂しくなかったの」
大好き。
黙ってキスをしたら、涙が出た。
私の涙をミケが指で拭いて、また撫でてくれる。
「気持ちよすぎて、こわいの」
「なまえも怖がりだな。」
ミケが、笑った。
珍しく鼻で笑わないミケを見て、滲んでた涙腺が締まる。
「なまえ、よく頑張ったな、気持ちよくなれて良い子だ、俺も嬉しい、ありがとう。」
抱きしめられて、腕枕に甘える。
締まったはずの涙腺から、涙がぽろっと出てミケの腕に落ちた。
大きな手が私を撫でてくれて、幸せ。





2016.04.06

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