幕末の青嵐
2011/03/24 23:20
新選組隊士(幹部)を中心に、新選組に関わった人々が、代わる代わる物語を紡いでいく。
多くの視点から語ることによって、新選組という組織の不安定さや、あの時代の複雑さが上手く描かれている。
また、各節(大体数ページから数十ページ)ごとに視点が変わるため、飽きがこない。
長編が苦手な人にもおすすめ。
以下、ちょっとアレな感想(ネタバレ含)
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箇条書きで失礼します
・目次
これ何て卒業文集?
『池田屋 藤堂平助』に思わず夏休みの絵日記を想像
・沖田
自由人を通り越して宇宙人。みんな(特に土方さん)を振り回す。最期までマイペースwww
・永倉
The貧乏くじ。地味に活躍。地味に格好いい。地味に笑いを提供。
・斎藤
ちょっと危ない人。人斬りは趣味ですwwwでも、結構仲間思いのいい人。
・藤堂
犬っぽい。素直。怪我をするときは必ず額。
・原田
作中一可哀想な扱い。よく見かける『豪快崩落』なキャラクターとはちょっと違っている。
上記を含め、どのキャラクターも魅力的です。
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