▼03/11 書くことないんで、
此処に、ある少女がいた。 長い黒髪、やや童顔ではあるが、端正で整った顔立ち。 身にまとう白い服は少し大きく、袖から少しだけ細い指がのぞく。 その少女の名は、アリア・エリアス。 少女は誰もいない、寂れた街を歩く。 『街』というよりは、『廃墟』と言った方が近いかもしれない。 此処は何年か前までは国の中心で栄えていた街、イナトコクカ。 魔道技術が他の都市よりもはるかに発展しており、あらゆる魔道の道具、武器、そして魔道に関する人材が集結していた。 −しかし、とある魔道士のゆきすぎた魔道の実験の暴走により、この街は灰に帰することとなった。 その魔道士の名は−ハッブル・エリアス。 少女はハッブルの娘であった。 −少女は街を歩き続ける。 自分の父親と、父親の暴走のせいで滅んだ街のことを思いながら。 少女は知っていた。 父親が、まだ幼かった自分のために、死んだ母親を生き返らせようとしていたことを− 立ち止まり、空を見上げる少女の頬に一筋の涙がつたう。 そして一言、呟いた。 「今日のプリキュア超楽しみやうあぁぁあああ!!」
すいませんでした。 書くことがないんで、物語的なものを書いてみました。 ちなみに「イナトコクカ」は反対から読むと「カクコトナイ」だったりします。 ※この物語はフィクション&ギャグ(←重要)です。
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2012/03/11 02:14(0)
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