*ハリポタ天才男主/twilight(暮夜の守人)

仮名:クリス・アスフォード
原作一巻で16-17歳。グリフィンドールの監督生。二巻では首席を担っている。二巻のラストで校長から頼まれてホグワーツに留まり錬金術の教師になる。
天才的頭脳を持つアルビノの青年。髪を伸ばして肩口で赤い布を結んでいる。目上には愛想良いが、格下だと分かると若干態度を変える。曰く“戦略的下克上”だが、おそらく普通にバカにしてるだけだと思われる。一日一回錠剤を飲まなければならないが、その他は運動神経(塵埃以下)以外普通の人と変わらない。

若き天才がスリザリンを脅かす話。昔前サイトで上げていたタイトルを流用。設定も天才、アルビノ以外は天と地ほどの差があります。まえ拍手で上げていたので気になる方は拍手ログへも。


「来年度、錬金術のドレヴェス先生が退任される。そこで、じゃ」
その意図することを察し、まさかとクリスは目を見開く。校長は、そんなクリスを見てふふと軽く笑った。
「君を雇いたい、クリス・アスフォード」
特にやりたいこともなかった。魔法省などからは逆指名でかなりの封書が届いたが、彼のお気に召すものは無く、マグル界で適当に特許でも取ってのうのうと暮らすのもいいかもしれないと思っていたところだった。
正直なところ、ホグワーツで働きたいと思っていたのだ。パーシーやハーマイオニーに勉強を教えるのも中々に楽しく、やりがいがあることで。だけれど、勿論そんな上手く教職が空くわけがないと、そう思っていた。やりたいことが出来ない、なりたいものになれないのは世の中の常で、自分も同様だと思っている。……例え、どれほど稀有な才能を持っていたとしても、だ。
呆然としているクリスに、校長は優しく笑って言った。
「ドレヴェス先生が君の事を指名したのじゃ。君ならば託せる、と。他の先生方も賛成しておる。……勿論、わしもじゃよ、クリス」
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『ハリポタ天才男主』2013/03/08 Fri 21:23
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