最近Dグレが再熱してやばい
アレンがんばれよ!

>>ヒーロー
黒の教団元帥。
容姿は20代前半の男。東洋の血を幾許か引いているので見た目から若いとか言われるが実際そんなに若くも無いので複雑な心境である。
チャームポイントは赤いフレームの眼鏡。

>>イノセンス:救世主(メシア)
寄生型。脳に寄生されており、イノセンス発動時には頭に茨の冠が載る。
その名の通り寄生した人間を神の子、救世主に見立て、その奇跡でアクマを倒す。イノセンスの特殊性故に、発動時は一時的に不老不死もどきとなる。


方舟については、やはり紀元前の話でもあるしもうすこし原始的な空間を想像していたのだが、実際に乗ってみるとその期待はすぐに裏切られた。
白い街並みが永遠と続いていて、まるで一つの国を作り上げたような空間だ。まあこの中に人が住むことを前提として作られたのでそれは当たり前だが、しかし今たった13人のノアが使うにはあまりにも広すぎるという実感が湧く。
この光景を見てしまうと、伯爵が使う魔法のようなものはやはり“科学技術”というよりか“魔術”と称したほうが正しいのかもしれない。まあ見た目が悪の魔術師っぽいし、丁度良い。それで、俺達が勇者だ。

というか、ここどこだろ。

   ですから! あれ程アレン君が通った道を通れと誠心誠意忠告したのにも関わらず、元帥が好き勝手に探索し始めるからでしょう! 自業自得です!

耳元の通信機からコムイの怒鳴り声が聞こえておもわず苦笑した。

「仕方ないじゃないか。俺達元帥は我侭だから元帥になれたんだよ」

それにどうせ死なないから平気だ、と言おうと口を開いて、ついでに目の前の扉も開けた。
開くと、突然砂煙が顔に当たって呻き目を閉じる。砂が口内に入って気持ち悪いが、それはどうでもよかった。大切なのは、“漸く外に出れた”ことだ。
風がぴたりと止んで目を開くと、そこにはノアの一族と、もはや片手で数えられる程になってしまった仲間達の姿があり。

俺はふと溜息を吐いて呟く。

「着いたぞ    日本だ」
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『Dグレ元帥主』2012/07/13 Fri 10:49
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