・帝光中出身誠凛高二年生。本来なら現三年だが諸事情により一年ブランクがある。しかし何も誰にも説明せずに卒業したので一部のキセキの世代から「幽霊!?」とおののかれる
・赤司に「本物だ」と言わしめる程の人材だが、何故かバスケをしない。理由はいろいろ
・はじめ考えていたときは白石っぽい感じかなぁと思っていたけど公式で氷室が同じ事をやらかしたのでプレイスタイルは考え中。まあ多分シューティングガードだと
・一応新聞部に入っている
・仮名:当麻悠

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「当麻、悠……?」

黒子は壁新聞の最後に書かれた編集者名を指でなぞった。二年、当麻悠。黒子は同姓同名の人物を知っていたが、順調に学年が上がっていれば現在は高三のはずだ。

「まあ、まさか、ですよね」

乾いた笑いを漏らした。
そう、当麻悠は中学を卒業して直ぐに、失踪したのだから。


入学直後にあったそんなことは、黒子はすっかり忘れていた。

「おひさだね、黒子君」

部活中に突如乱入してきた彼に不振がるチームメイトを余所に、黒子は内心動揺していた。うっかり本音が漏れる。

「まさか、生きているとは思いませんでした」
「おい黒子、知り合いか?」

日向の問いに頷き、ちらりと彼を見た。

「ボクの、中学の先輩です。名前を、当麻悠」
「ってつまり、帝光の?」
「ええ。…でも、本来なら現在は三年の筈です」
「一年、ブランクがあるな」

実際、黒子は彼が死んだと思っていた。でなくても、もう会うことは無いのだろうと思っていたし、だからこそ忘れていたのだ。
当麻はふふ、と笑う。黒子は目が合って、しかし逸らせない。

「何故、と言いたげだけどそれは言えない。今のところそれは俺にとって隠さなければいけない黒歴史、という奴だからね。でもまあ、一つ言えるとしたら、」

一息に言い切った当麻は一度、すう、と息を吸った。

「入部届けは何処かな?」

嗚呼、唖然。

*海が空を飛ぶ

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もはや私の文体が迷子。流行に乗ってみたものの一体何がしたかったのか分からないよ!
多分話を聞かない系男子。話の内容がよく飛ぶB型だ

title = 不在証明-stock05より
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『黒子のバスケで男主ネタ』2012/05/22 Tue 23:15
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