アイドルシリーズ

ダンスレッスン**
「久しぶりっスね、赤司っち!急に電話なんかどうしたんスか」
「先週出たDVDを知っているか。」
「DVD?何の?…まあ、赤司っちが見るってことは紗希乃関連だとは思うけど…何か出たっけ?最近のツアーDVDはまだ先っスよ」
「ちがう。ダンスレッスンのDVDだ。」
「あー、あれ。なんか結構ガチめなやつらしいっスね」
「ああ。というわけで次の日曜に帝光の体育館に集まれ」
「え?」
「10時に集合だ。それと、大輝と桃井とテツヤも呼んでおけ」
「え?え?何でっスか!」
「何でって決まってるだろう。踊るんだ。」
「さも当たり前かのように言われても!っていうか、あのダンス10人くらいでやるやつじゃないっスか」
「平気だ。真太郎と敦はもちろん、宮地さんも助っ人として呼んでいる。」
「それ助っ人じゃないっス。むしろ本職っス!」
「それでも人数が足りないからな、うちから一人出すつもりだ。」
「え、マジで?無冠連れて来ちゃうんスか。」
「ああ。おそらくレオだな。」
「キセキ5人に黒子っちと桃っち、宮地さんに無冠ひとり…あれ、一人足りないっスよ」
「そうなんだ。そこで涼太に頼みがある。」
「笠松先輩呼べって言われても無理っスからね?」
「そうじゃない。集まった面子をよく考えてみるんだ。」
「それぞれかなり個性的だとは思うけど…」
「そう。個性的。だが圧倒的に何か足りない。何だと思う?」
「足りない物……オレたちに足りない物…?ハッ!まさか!」
「そうだ、でこ出し要員だ!」
「ってことは、ショーゴくんっスかあ?!」
「ああ、灰崎も連れてこい。」
「でこ出しっていうか、あれそういうやつじゃないし…っていうか赤司っちとか青峰っちなら割とデコ出てるじゃないっスか!」
「いいから黙って連れてこい」





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つづかないよ!
でこでこ言ってごめんね灰崎くん。初めて名前出したのにでこ出し要員扱いごめんよ灰崎くん。いつもおでこが出てる子が前髪降ろしてるといつも以上に可愛くみえる不思議。

2014/12/11


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