「なあ、なんでゲーノージンのサインってぐにゃぐにゃしてんの」
「みんながみんなぐにゃぐにゃしてないよ!」
「マイちゃんのサインもぐにゃぐにゃしてた」
「そりゃ人によるでしょー」
「オマエぐにゃぐにゃしてねーの?」
「わたしー?」
「紗希乃のサインってまさにアイドル!って感じっスよね」
「そんなぶりぶりしてんの?え?オマエが?」
「ちょ、仮にもアイドルなんだからぶりぶりしててもいいでしょお!」
「へー、オマエがねえ。へー」
「なんなのこのガングロ」
「書いてみろよ」
「上から目線!!」
「とか言いつつちゃんと書くんスね」
「だってこのガングロうるさいもん」
「あ?何これ」
「わたしのサ・イ・ン!」
「なんか蛾みたいなのいんだけど」
「リボンっスよ青峰っち」
「せめて蝶々にしてよこの脳内虫男」
「虫男か…悪かねえ」
「ちょっとー誰かこいつ追い出してー!」
「オレが改良してやる」
「うわ青峰っちそれダメ!」
「ぎゃー!セミ書くなああああ」
「紗希乃虫キライだからやめたげてー!!!」