みつ姉さんのかまど | ナノ







※某N●Kのグレーテルのか●どパロディ

第12代ヘンゼル(総司)としゃべるかまどが、グレーテル(みつ)のためにただお菓子つくるだけの話です。
本家の設定だけ借りた感じで中身がない。。
会話のみ。

今回完全な趣味
そうじくんと甘味さえあればおっけーな方は、一緒にたのしみましょう♪




















「えーっと…お菓子くれなきゃイタズラするぞ!みつ…」

今日はエラく、ざっくりね。

「そうか、もうハロウィンの季節なんですね。」

そうよ〜
さて、ヘンゼルがむふふなイタズラをされちゃわないように、とびきり美味しいお菓子を用意しなきゃね。
ん…ここはイタズラされちゃった方がオイシイのかしら、テヘ☆

「ふふ…解体して谷底に沈めますよ、くち」


とじます(笑)

って、アタシ喋らないと何も始まらないわよ〜

さぁてヘンゼル、ハロウィンといえば何を思い浮かべる?


「んー、仮装してお菓子をもらいに行くでしょ、あとはカボチャのランタン作ったりとか?」

そうね。
日本でいうとお盆ってところかしらね。

「そう言われると身近ですね。でもイマイチどう楽しめばいいのかわからないです。」

ケルトの収穫祭がもとらしいわね。
欧米では毎年盛大に祝われてるとか…最近は日本も盛り上がってきてるようだけど。
とにかく楽しんだもの勝ちよ。
みつが食べきれないくらいのかぼちゃのお菓子を作りましょう!


「わぁい!かぼちゃ、大好物です。」

今日はかぼちゃ丸ごと使ってプリンを作りましょう。

「プリン!これまた大好物ですー!」


んじゃこのカボチャ、ラップでグルグルにして。


「はーい。」


女の子ってカボチャ好きな子多いよね。

「僕も大好きですよ?野菜なのに甘いからかなぁ。」

ヘンゼルは甘けりゃ何でも好きでしょうに。


「そうでした。えっと、これはレンジでチンでしたね。」

そうそう。
600Wで4分よ。


「女の子の好きなかぼちゃといえば、童話に出てきますよね。」

あぁ、灰かぶりね。


「灰?」


シンデレラよね?継母達にいじめられて、シンデレラはかまどのそばで寝起きしていたのよ。
かまどの灰まみれで、灰かぶり姫。

「へぇ。僕も、ここに布団ひこうかな。シンデレラになれますかね。」

お姫様願望…?
やめときなさい。

「えー。君と過ごす時間がもっと欲しいだけだよ。」

え…
な、なにゆってるのよ大人をからかわないのっ!
ほら、かぼちゃできたから出して!


「ふふ。」

あついから、気をつけなさいよ。

「ありがとう。」


じゃ、上の方水平に切りましょう。
で、中をくりぬいて。

種は分けときましょう。

「こんな感じですかね?」

いいじゃない?
オーブン、170℃で余熱して、その間に顔、つけるならつけましょう。

  

  

「できました。わぁ、なんかぽいですね!」


なんか、誰かに似てない・・・?


「わかります?ふふ、鬼のなんたらさんなんですけど。あ、実の方あっためるの忘れてましたね。」


まだ大丈夫よ。

「手際悪くて、すみません。」

気にしない気にしない♪


「これ、全部まぜていいんですよね。」

そうそう。卵と砂糖をボールで混ぜて。


で、レンジであっためたカボチャの実と牛乳をミキサーにかけたのといっしょに鍋に移しましょ。

鍋は弱火よ!

「はいはい。」

バニラエッセンス入れた?



「いい匂い♪あ、すみません、適量適量♪」


できたら、カボチャの器に入れてね。

さ、お湯をはった天板においてー170度で30分〜

カボチャの大きさで変わるから、ちゃんと見とくのよ!

「わぁい、楽しみですねぇ。」





〜1時間後〜

「結構かかりましたね・・・っ」

ヘンゼル、欲張って大きいカボチャにしたからね。


「ふふ。皮までほくほくだ。」

皮も食べれるわよ。

「それは嬉しいな。さて、これは冷やすのも時間かかりそうですね。」


みつ、もう帰ってくるんじゃない?


「一緒にミニカボチャでランタン作って待ちましょう♪」


あ、帰ってきた!


「わわっ、また後でね。



姉さん〜おかえりなさい〜



え、お菓子?今作ってるよ?


遅いって、そんな、



イタズラしないで〜



ぎゃーーーー。」





参考にさせていただいたレシピ
http://cookpad.com/recipe/1589153


会話中に出てくる「灰かぶり姫」においてはカボチャの馬車は登場しません。
かまどに絡めたいがためのものですので、童話ファンの皆様は心の中でそっとつっこんでおいてください。。