「うーあー…」
 
「なんて声出してんだよ。」
 
「これが出さずにいられようか、いや、いられないだろう…」
 
「何、堅苦しい言葉使ってんだお前。」
 
「スパーダは悲しくないの?悔しくないの!?
遊園地に行こう、って誘ってくれたのスパーダじゃん!」
 
「まぁ確かにそうだけどよォ…仕方ねーじゃん、雨なんだし。」
 
「折角、珍しくスパーダが誘ってくれたのに……って、あ!!
珍しいことするから雨降ったんだよ!」
 
「はぁ?
ンだよ、それ。」
 
「つまり全てはスパーダが悪かった、みたいな?」
 
「言うじゃねぇ?
 
 
 
…もう絶対誘ってやんね。」
 
「な、なんでそうなるのよ。」
 
「…」
 
「スパーダ行きたかったんじゃないの?」
 
「…お前が行きたいみてェだったから誘っただけだし。
お前と居られるなら場所なんて関係ねぇし。ってか、なに恥ずいこと言わせてんだテメェ。」
 
「スパーダ…!」
 
 
 
 
put off ー延期するー
(とりあえず今日はベッドで過ごそうか)
 
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