「ねえ、ラギの両親って人間とドラゴンなんだよね?」
 
「だからなんだよ。」
 
「ドラゴンって、人間の姿になれたりするの?」
 
「知らねーよそんなもん。」
 
「じゃあ人間の方がドラゴンに変身したのかな…?」
 
「はあ?」
 
「だってさ、ラギが今ここに誕生してるってことは、当然生命の営みを経てる訳でしょ。でもサイズが、」
 
「おい、自分の胸に手をあてて今言おうとした言葉をよく考えてみろ。」
 
「だから考えてるってば、異種族間の交配について。」
 
「おま、な、何言ってるか分かってんのか!」
 
「分かってるよ、だから交は、」
 
「だああああああ!黙れもう喋んな!!」
 
「なんでよ、純粋に興味湧かない?」
 
「てめーの両親の、その、だからそれを想像したがる奴なんている訳ねーだろ!」
 
「でも今ちょっと妄想したでしょ。」
 
「っ燃やす!」
 
 
 
 
 
 
be independent of −独立している−
(ミルス・クレアは今日も平和です。)

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