「なーんかさぁ」
 
「うん?」
 
「自分でも変だなぁ、とは分かってるんだけど」
 
「うん」
 
「俺さ」
 
「うん」
 
「人間なんて本当に愚かで、どうしようもない生き物だと思ってた」
 
「…うん」
 
「確かに泣き叫ぶ姿はこの上なく面白い見世物で、あの四肢を引き裂く一瞬は堪らなく高揚する」
 
「……」
 
「でも、それだけと言えばそれだけ」
 
「…うん」
 
「寧ろ半分くらい人口減らした方が環境にも優しい、相互に利益があるんじゃない?
塵溜めの中を這い蹲って生きてるような奴らばっかで愚の骨頂、笑うしかないよね、しかもそんな生きている価値もないような奴に限って惨めにキャンキャン吠えるしさぁ」
 
「……」
 
「煩わしいったら無かったよ」
 
「そっ、か…」
 
「でも、」
 
「アルバロ?」
 
「けど、お前だけ、なんだか、」
 
 
 
 
 
 
 
be indifferent to −無関心である−
(どうしようもなく、一緒にいたい、みたいだ)
 
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こんなアルバロは嫌だ(ぇ


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