いち授業中、幼なじみからメールが来たので、そこの部長にメールで密告してやった。(え?)今はお昼時。まどかと一緒に中庭でランチタイム中。 「にしてもさ〜山口ティーチャー鬼な課題出したよね…」 なぜかげっそりとしたまどか。 「え?そうかな?」 みずきは何故か喜々としている。 「いーよねいーよねーみずきはー!歴史好きなんだからっ!」 がおうとみずきに食いついてきたまどか。 山口先生とは日本史の先生で、毎回面白い授業をしてくれる人望の厚い(熱い)先生で生徒に人気だ。 (そして武勇伝な伝説を持っている) そんな先生が出してきた課題というのが… 『ユー達は偉人を知ってるよね?それじゃー日本国内に抑えて今週末までに好きな偉人について、モチロン細かい時代背景とかも入れて三枚から五枚でレポート出してね☆あーモチロン、ネットで調べたら拳グーで待ってるから♪』 今日は火曜日… 殺す気か? …しかも出さないと−20の減点… <職員室> 「ふえっぐしゅっ!」 「…大丈夫ですか山口先生。」 「あー榊先生、」 「今回もレポート、やりすぎで「なに言ってるんですか!彼等に日本史や我が国の文化にふれて貰うのが私の信念…!」 「日本史はただ教えれば良いではないですか。それに高校に行けば必修は世界史で、日本史は選択教科になりますし…」 「……。」 「グホォッ!」 あっラリアット。 きれいに決まり10点満点 「…失礼します」(汗) 「あー跡部。榊先生は今お休み中だから後で来なさい」 ってか榊先生を下に敷いてますよね…? ((榊先生も懲りないなぁ…))←その場にいた人全員 → (1/4) 前へ/次へ 栞を挟む |