前を歩く男の手をじっと見ていたら…「危ねえぞ、姫さん」振り返ったベオウルフが通りの壁にぶつかりそうになったラケシスの手を取り、何とか回避させた。「やっと捕まえたわ」「へ?」大きな手を両手でしっかりと捕まえながらラケシスは笑顔で宣言し、戸惑う男を半ば引きずるように歩き出した。 ちょっとだけ加筆しました。 「#エロ」のBL小説を読むBL小説 BLove - ナノ -