待ち合わせをする(マリク×エリス)





陽も落ちた頃、エリスは広い庭園の一角でマリクを待っていた。勉強熱心な弟子たちを今頃必死になって巻いているであろうと想像して、思わず笑いがこぼれた。―待つことしか出来なかったあの時とは違って、今は本当に幸せ―駆けてくるマリクを見つけた彼女の微笑みは一層輝きを増した。















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