海に流した手紙(エレン視点リヴァイ(×ペトラ?))
 オレが見たのは、空に舞い、やがて波間に落ちては消えていく白い紙片だった。
「誰に読まれるか分からねぇからな」
 細かな紙片も全部散らしながら、兵長は紙片を連れ去った波を見つめていた。
「あいつにだけ読めりゃあいい」
 細かな紙片を困った顔で拾い集めながら時折笑みを浮かべるあの人が、果てが何処なのか分からない海の向こうに見えた気がした。




へいちょにとっての初めての恋文…とか…(自爆;)
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