摘まみ食い話の2





「ばっ、…な!何だオイ!止め、」
「日本のコトワザで『勃ってるモノは親でも使え』ってあるンだよな〜?
ちょっとお前の尻貸してくんない?」

言いながらも一輝の抵抗など全く気にもせずに聖衣を剥き、アンダーウェアを引き裂き、器用にも己の下履きも脱いで臨戦態勢なブツを取り出す。

「…………。」
「言葉の意味が全ッ然あってねーし!!
つか放せクソ変態!金メッキホモ!臭ェチンポしまえもげろ!!
何見てンだよこの…、「お前さ、日本人、だもんな?」

思い付く限りの罵倒を浴びせるが身体を裏返され、繁々と己の股間を眺めるシュラの静かな声色と真面目な質問に一輝は素に戻って「だったら…どうした、」 と答える。
わざわざ(間違ってはいたが)日本の諺まで出した癖に何を今更、と。

「…俺さ、日本人のチンポって試した事って、無いんだよ。

…気ィ変わったわ。尻じゃなくてチンポ貸して?」
「余計断る!嫌だーーーッ!!!!
放せ変態ィィィィィーッ!!!!」
「良いじゃん、少し位。減るモンじゃねーし。」
「確実に減るわアホか貴様ァ!! いいからどけ!そして死ね!!」

暫く藻掻いていた一輝であったが興味を持ったら諦める事を知らないシュラの本気の愛撫に次第に動きも抵抗も少なくなる。
最初の内は鳥肌を立て罵詈雑言を言い続けていたが、乳首を嬲られ始めると全身の小刻みな痙攣と荒い鼻息しか出なくなってきたのだ。
(※余りにも煩かったので途中から自分のパンツを口に詰め込まれ中)

ちゅぷ、ぶっ、ちゅぶぶぶっ、ぶぽっ(乳輪から唇を放した音)
「んンゥ、んッ、うぅ…、」
ブプッ、んぼッ、レロレロレロレロ…(舌先で乳首を嬲り中)
「うッ、ぐ、んふッ…!!」

乳輪を、そして乳首をたっぷりねっぷりと愛撫し、左の手は玉を揉み解し右手は指で輪を作りカリを絶妙に締め付け親指で尿道を中心に爪で攻めたてる。
その刺激は経験豊富と自負する一輝(初体験は孤児院近くの公園で女子○学生に逆ナンされて。と吹聴)でも産まれて初めて受ける程であったが、己を逐一観察する様なシュラの瞳に対抗心が涌いてしまい、只、流されるだけの快感には昇華し切れない。
このまま永遠に甘く苦しい射精感に苛まされ続けるのかと思ってしまう。
だが、

「んッ、ぷぁッ、かったい…!! お前、何だこのチンポの堅さは!
んぼぉッ、デカさも味も普通なのにすんげぇカッチカチじゃねぇかオイ!
こんなの尻穴に挿入れたら…どうなるんだッ、」

正に、目の色が変わった、と云うか、目の中にハートマークを浮かべながらいつの間にか解した自身のアナルに指をかけ、荒い息を調えながらシュラは一輝の日本人男性の平均よりちょっと立派なチンポを宛がう。

「おッ…!! おぉ…、ん、おッ……!!!!」

ゴリゴリと音がしそうな堅さのブツが直腸を割り開き、ズプズプと飲み込まれてゆく感触に二人は息を飲む。
やがて根元の陰毛がアナル付近に接着すると、ひとつ身震いしシュラは一輝に宣言する。

「あ…ン、3秒だ。はぁッ、お前は無様に俺の中で、射精すンのに、掛かる時間は3秒。だ!」
「はッ…、(あっちい…けど、誰がこんな、変態ホモ野郎の、くっせぇ尻穴で、そんな、早漏するかって、の…ぉ、) ん、ほぉおおおーーーーッッッッ!!??」

シュラの、何処かで聞いた事がある様な・違う様な、三擦り半宣言に下半身は確かに気持ちは良いが頭では逆レイプ野郎が、と一輝は罵倒しながら思わず鼻で笑う。
だがその息が出し終わるや否や訪れた衝撃に、シュラの宣言通り思わず射精してしまう。
しかもその快楽の凄まじさと言うと本当に何が起こったのか分からない程であった。

「んあ、ぁああああッ…!! 腹ン中、ばくはつ、したみてぇだ…!
……ははッ、マジかよお前、本当に3秒で出たなァ…!!!!」




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