夏の3





「ブラッディー!…座薬?」
「んぉおおおおおおッ!?」

 飴玉はサガの前立腺にヒットし、アフロディーテの指を肛門は噛み付く様に締め付けるがここは負ける訳にはいかない。

飴玉を指先で転がし続け前立腺をひたすら刺激し続けるとサガの身体は遂に陥落した。

「カノン!マットプレイ用の一番長い奴持って来い!11本のだ!」

「高級ビニールエロマットなんて家に無ェよ!」

 Hな気分になる飴玉の威力で、エロ牝豚みたいに従順になったであろうサガのアクメ顔を想像するだけで、アフロディーテの股間はピラニアンローズの様に貪欲になってしまう。

「飴玉もサガのお菊さんもぐっちょぐちょにとろけて食べ頃かな〜?」

下卑た笑みでサガの尻肉を割ると、飴の甘い匂いに誘われてかミロも寄って来た。

更に栗鼠などの小動物や鳥類、草食肉食問わず動物と云う動物がどんどん集まって来る。

「な、何だ?! 何が起こった?!」

 動物達の群れはサガの甘い匂いの尻穴を通り越して上の宮へと向かって行く。
そして獅子宮で皆一様に立ち止まる。頭を垂れ何かに祈る様に。

「?」

とりあえず一緒に来てしまった下の宮の者達の前に、フラフラになったアイオリアが出て来て倒れた。

「アイオリア!?」
「一体どうした!これは何だ?!」
「シャカが…シャカがアクメった…!」

その言葉に涅槃(ニルヴァーナ)に旅立つ釈迦の姿がその場に居た全ての者達の目に浮かんだと云う。

 それからと云うもの、シャカがオルガズムに達する度に一々動物達がやって来て、時と場所を選ばず集まるのでシャカに女神よりセクロス禁止令が出たと云う。

めでたしめでたし北海道も暑いんです…。



酷い話だって自覚はあります・<了>






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