口淫の2





「えぇ!? うっそ!? あんなデケェのが!?」
「お前ん所の弟子も17才に見えないんだけど?」

本人が最も気にしているであろう事をデスマスクが云うと、チラッとダンテを見ながらアフロディーテも酷い事を言う。

しかし今はそれどころでは無いと白銀達は更に事を見守る。

「何故だ!! 何故邪魔をする!
その名に相応しく堂々たる体躯に見合ったこの逸物!直接指導をお願いしたいのだ私は!!」
「だから違うと言って…、蟹!お前が蒔いた種だ!! お前が止めろとサガに言われたのだろうが!」
「種の話だけに!!」
「分かってるって!ディテ!全然上手くねーよ!ドヤ顔止めろ!!
あー、カミュ!そいつは只のヘラクレスだ!フェラクレスじゃねぇ!!」

デスマスクが面倒臭そうにカミュの首根っこ(既に全裸だったので首皮を直接)を引っ張るとそのままどこかへ行ってしまった。

残された白銀達がアフロディーテとシュラに質問すると、何かと冥界と縁のあるギリシャ神話の話題になって、英雄ヘラクレスの話になるとデスマスクがゲイAVで『フェラクレス』ってタイトルがあったな、と話を脱線させ、それに食い付いたカミュが白銀聖闘士のヘラクレス座もそんな技を!? と、信じて今に至る。と説明をしてくれた。

「だから君は下着を履くが良い。」

アルゲティは美貌のアフロディーテに微笑みながら言われ思わず勃起してしまい、何となく面白く無いミスティに尻キックをされ悶絶するのであった。






一方、デスマスクに連行されたカミュは蟹棒を一心不乱に舐めしゃぶっていた。
口一杯に蟹竿を頬張り、恍惚の表情で蟹汁を味わうカミュに、デスマスクが知ってる限りのテクを伝授する。

「んぉッ、…プ、ハァ…ッんむぅ…」
「おし、『もう喉奥に入らない』と思っても…、そうだ!
鼻で息吸えば結構未だ入るだろ?」

頭を抑えグラグラと揺らしてやると息苦しいのか上目遣いで涙を流すカミュ(だがドMなのでご褒美)
デスマスクもそれを分かってカミュの鼻を摘んだり乳首を捻ったりするサービスを続ける優しさを見せる。

やがて我慢出来なくなったのかカミュはストロークを速めデスマスクの射精を促す。
蟹棒も発射態勢に入り鼻息も荒く動きが単調になり、小さな呻きを上げるとカミュの頭を両手で抑え叫ぶ。

「ぁあ〜…、良いぞ…、シュラみてぇにこっち睨め!
顔にブッ掛けてや、「!!?? っ!? シュラだと!?
そうか、真のフェラクレスはまさかのシュラだったのか!!」
「はぁ!? ちょ、何やってんだ貴様等!」

うっかり口走ったシュラの名がこれまた何かひらめいたカミュと、丁度追い付いたアフロディーテとシュラの耳に入って来た。

「そういえば昔から熱心に教皇サマやアイオロスのモノにご奉仕していたな、シュラは。」
「ッ、貴様ぁ!!」

アフロディーテの揶揄にシュラが怒り、手刀を繰り出す。
そんな二人の登場に、カミュの顔に出し終えて一息付いたデスマスクが気付き更にシュラ弄りに加わる。









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