テルマエハッテンの3





 普段なら馬鹿馬鹿しい!と、鼻で笑う瞬や紫龍も今日は脱がざるを得なかった。
皆でスーパー銭湯に来ていたのだ。

「せ〜の…!!」

ポロリと出たのは4本のちんこ。
しかし2本程『ちんこ』と愛称で呼べない逸物があった。

星矢と瞬である。
瞬のは…黒かった…。
大きさは並でも黒さは尋常ではなかった。(※淫水焼け)

「オイ、股間に松崎/しげるが居るぞ…!?」

そして星矢は正に馬並だった…。

「ぺ…、ペガサス幻想(ファンタジー)!!!!」

天駆ける馬は巨大なカリを広げた雄々しき馬だった。

「…!! 我が師よ…!この氷河、未だ絶対零度の極意に至れていなかった様です…!」

己の負けを認め、脱衣場で蹲る氷河を放って置いて3人は浴室へ入っていった。






 その頃、聖域教皇宮の大浴場の泡風呂では黒サガがアフロディーテに潜望鏡プレイをされ絶叫しながら本日二度目の絶頂をしていた。

それを見ながらアイオロスもやはり弟達にちんこ自慢をしていた。

「やっぱ私は人馬だから!! 寒さは関係ないんじゃないかな!?」
「だがそれなら星座も関係無いだろう!? 俺は獅子座だが…(ニヤリとドヤ顔)」
「リアのは私が剥いてシュラが大事に育ててくれたからな〜!」
「なッ!? シュラは関係あるまい!?」

アイオロスは、真っ赤になって分かり易く否定する弟のツンっぷりに感極まり、相好を崩すと全裸でぎゅうぎゅうと抱き付いて来た(勃起しながら)

「も〜!! 可愛いなぁリアは!」
「ちょ、!? 兄さん!当たってる!! 何か尻に!」
「見事なツンっぷりだ…!悔しいが私には真似出来ん!!」
「ツンデレ…なのか?」

しかしアルデバランとカミュは風呂にいい加減飽きたので仲良し兄弟を放って風呂をあがる事にして、未だジェットバスで泡プレイ中の2人にも声を掛けると出て行った。






「見ろ!!矢張り師の教えは正しかったのだ!!」

3人が様々な風呂を楽しんでいると、氷河が叫びながら露天風呂に飛び込んで来た。

「な…!? 何だどうした氷河!?」

驚き珍入者を振り返えると、完全勃起の氷河が笑顔で立って居た(所謂W立ち)

「星矢には大きさは今一歩及ばなかったが、偉大な教えを施して下さった師のその様子を思い出す内に思わずエレクトしてしまった…!
だがその結果のこの膨張率!どうだ!? 星矢!」
「…イヤ、やっぱり通常時なのに星矢の方が…」

瞬と紫龍の無情な言葉に氷河は崩れ落ち、銭湯は一瞬騒然となるのであった。






「遅くなったけどお邪魔!!」

一方、オチ要員のデスマスクがやっと教皇宮大浴場に入浴に来たが、黒サガとアフロディーテが逆上せて浴槽に浮いているのを目撃し、レスキューを呼び聖域でも一時騒然となるのであった。





テルマエ・ハッテン中・<了>





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