テルマエハッテン中の2





 その光景を目の当たりにしたサガはおっぱいスイッチが入ってしまい、アルデバランが腹肉に泡流をセッティングし終える頃にはサガの髪は黒くなってしまっていた。

「…雄っぱい遊園地…」

一瞬空耳かと思ったが、黒サガに乳を横から鷲掴みにされ初めて自身の危機にアルデバランは気が付いた。

「雄っぱい遊園地や!雄乳が揺れに揺れ、私を誘惑する!!
もっとだ!! その雄乳をエロく動かしてみせろ!!」

そう叫びながら泡流射出口に乳を押し当てられ、アルデバランは思わず絶叫する。

「いだだだだだだ!! もげッもげてまう!!!!」
「!? 誰だ私の真似をするのは…ってサガ〜〜

ちんこに打たせ湯を浴びせ、耐久していた半勃起のアフロディーテが黒サガに反応し、泡ジェット風呂に飛び込みすかさずペッティング攻撃をする。
アルデバランはそれで魔手から救われたが、泡が充満する風呂はみるみる内に白濁してきて、アルデバランは慌てて飛び出す。

いつの間にか打たせ湯で耐久我慢レースになっていたちんこ自慢大会参加者達も、黒サガとアフロディーテの浴槽内ハッテンに気が付くと見物にやって来た。

「その浴槽だけ2人に掃除させろよ兄さん…」
「2人だけで楽しむなんてズルいのだ…。
私もかつて、ロシア式サウナでハッテンして、異様に生臭い室内でSGな男達とくんずほぐれずな行為をした日々を思い出す…!」
「やるなよ!? ここのサウナではそんな事やるなよ!?」
アイオリアがカミュを牽制するが、カミュのちんこの体積は更に膨張していく。

「―その昔、弟子達と風呂に入って私は思わず勃起してしまった…。」
「何でだよ!?」
「その時、『何故我が師のちんこは大きくなったのですか?』と質問された。
正直に答える訳にもいかず私は困った。」
「正直、何で勃起したんだよ!? この犯罪者!」
「その時、苦し紛れに咄嗟に知ったばかりの知識を教えてしまった。
『これはベルクマンの法則だ』と。」
「ベルクマン?誰だそれ?」
「体積が大きい物体は、体積に対して表面積が小さくなる分、中の温度を保てる。と云う物で、ぶっちゃけ恒温動物で云えば寒い地方に住む種の方が、暖かい地方に住む種よりも体積が大きいと云う物だ。
つまり、北に育った私のブツは寒いから大きくなったと…、」
「…それ、信じたのか、弟子達は…。」
「うむ。自慢の素直で良い子達なのだ!」

黒サガはこの話とは関係無く、ここで一発射精させられ絶叫する。






「…と、云う訳で俺のが一番デカい筈だ。」

場所は日本に変わり、人間達も青銅4人組に変わったが、やっている事は聖域の黄金達と変わらずちんこ自慢大会だった。

氷河は雑学ちょっとイイ話的に、己のブツを見せる前に師の教えてくれたベルクマンの法則を語っていた。

つまり、日本人の皆よりロシアの血が己のちんこを大きくしている筈だ、と。

「よ〜し!! まずは皆で出してみようぜ!」










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