体操着編の3




「分かった。カミュ、お前には刑罰が必要だな。
黄金位と云う自分の立場と責任をよく考える為に。」
「アイオロス!? 何もそこまでしなくても…、」
「何だミロお前も辱められたんだぞ?それとも連帯責任としてお前も刑罰を受けるか?」
「イヤ!何でも無ぇわ!」

ミロは刑罰と聞くとあっさりと親友を切り捨てるのであった。

 そしてカミュは罰としてスク水姿に着替えさせられた。

「…罰かコレ…?」
「むしろご褒美じゃね?」

カノンとデスマスクが囁きあっていると罰の内容を新教皇が説明し始めた。

「その姿で日本に居る山羊座(現在仮位)のシュラを体操着に着替えさせ飛び縄で緊縛してここに持って来い!」
「思いっ切りアンタの私情の希望じゃねぇか!!」
「そんな事して何になるんだよ!?」
「イヤ…、ミロ、カノン、お前等は知らないからそう云えるが、あの野郎は隙が多い癖にそう簡単に最後までやらせねぇ!
性格が悪いのか頭が悪いのか両方なのか…、とにかく反撃は覚悟しろ!
生半可な作戦じゃブルマどころか脱がす事もままならねぇ!
頭と体力と想像力必須だな!カミュ!!…死ぬなよ…?」
「どんだけなんだよ、シュラは!?」

「…分かった!何と恐ろしい罰だ…!だが私は怯まない!
黄金聖闘士の真髄をこの身に叩きこむまで!

…アイオロスよ、シュラにはあずき色のブルマで良いな!?」
「流石はカミュ!! 分かっている…!」

思わずがっちり握手をすると健闘を祈る新教皇を置いてカミュは日本へと走り出した。

他の3人は関わらない様に執務棟へ向かう。

カミュへの罰とやらは失敗し、新教皇の仕業と知ったシュラが怒鳴り込んで来るであろうと見越して、新教皇を切るついでに切り刻んで貰うシュレッダー行きの書類なども一応準備する3人であった。





おさんぽミロ(体操着編)タイトルに偽り有・<了>


続編はエロス大盛の14「体操着VSスク水・樹海の死闘変」で…。





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