エレベーターアクション(性的な)




この話はエロス大盛の11の続きみたいなそうでもないみたいな話です…。





「私の名はアクエリアヌス!!
アヌスで千の快楽を知る男!」
「じゃあ、ムウはアリエヌス!! …って無理があるか!
他に下ネタに絡められそうなのは無いかな…?」
「矢張りサジタリアヌスかな…。
ライブラジャー…、カプリコンドーム…。」
「何を馬鹿な事を朝から言っている…!」

 日本語の読み書きは出来てもヒアリングに難有りなミロとカミュは、日本語マスターを目標に日本にやって来たは良いが初日に電車で痴漢に遭うわ、スリに財布をスられるわで散々な目に遭った。
(カミュは肉体的には満足したが)

しかしその翌日は溺愛する弟子に会えたり、星矢達にネズミーランドに連れて行って貰ったりで、それなりに楽しんだ2日目も過ぎた。

そしていよいよ来日の大義名分でもある警護の基礎を修得すべく、二人はシュラに連れられグラード財団の警備本部の入ったビルに来ている。

 教育は元SPや公安関係者等が行い、講師も施設も一流で流石はグラード財団といった所だ。

ここでシュラは教習を受け、警備機器の扱いや銃火器の取り扱いまで叩き込まれた。

だが腐っても(アイオロスに黄金プレイを強要されようとも)シュラは黄金位なのだ。
言語同様直ぐに修得し、今やミロ達に教示する事が出来る迄になっていた。(教育資格は持っていないが)

沙織も余計な金は掛けたく無いので今後グラード財団に女神警護の大義名分の下転がり込んで来る聖闘士が居る場合は、シュラが受け持つ事となった。
勿論無償で。

そんな訳でシュラの教習に早速飽きた二人は、冒頭の下ネタ聖闘士合戦を始めたのであった。

「お、お前は…、カプリコーンドームのシュラ!」
「やめろ!! 習う気が無ければとっとと帰れ!」
「でもさー俺達武器も銃も火器も使っちゃマズイっしょ?
防弾防刃も小宇宙があればOK!」
「だから警護の対象から離れた場合等、」
「光速移動で解決だ。無線機もGPSも必要無いな。」
「だが警護は一人でやるものでは無い。」
「黄金じゃなくとも青銅クラスでも五人居れば10キロ四方は問題あるまい。」

じゃあお前等何しに来たんだよ!? とシュラが叫べば観光&弟子!と叫ぶ二人にとりあえずエクスカリバーを喰らわせ、強制送還する事にして聖域に連絡を入れる。

 迎えに来てくれたムウに対して先程のアリエヌス話をしてミロは冥界辺りに飛ばされ、カミュは氷河を巻き込んで聖域へと帰って行った。

が、
「元気してたかクソ山羊よ。」
「久しぶり〜シュラちゃ〜ん

入れ替わり的にムウは魚介コンビを置いて行った。

「チェンジ!!」
「お前、酷くね!? 折角幼なじみの俺達が様子を見に来たのによ〜」
「そうだ!蟹の言う通りだ!お前が心配で!ついでに観光に!
あとアンドロメダに嫌がらせを!!」

 警備部のオフィスで騒々しくやり取りをする3人は苦情を受けて、とりあえずエレベーターに乗り込み話を続ける事にした。









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