血サジマ・3





 スーパー銭湯の建物の一部が、元聖闘士達に不法占拠された上に破壊されたと通報が入り、駆け付けたマン公(元聖闘士達のお守り役)が見たのはサガ×カミュを貪るアフロディーテ
(後背立位+フェラ)
で、一瞬驚い足が止まったがとりあえずグレイテストコーションをかけ、辺り一面吹き飛ばし、捕まった元聖闘士達は全裸正座でお説教を受ける事になった。

「…今度は何だ貴様等…」
「私達は、日頃お世話になっている冥界の皆様に少しでも恩返しがしたくて、アロマテラピーなマッサージを施していただけだ!
何が悪い!?」
「建物を破壊し公序良俗に反した行為を衆目に晒しよく言えるな…。」
「マン公、アフロディーテはともかく私とデスマスクは被害者だ。
カミュは客寄せのサクラだからグレーゾーンだが。」
「マン公言うな!それに貴様が元聖闘士共の統括者だろう!?
何が被害者だ!」

 愁傷な事を云うアフロディーテの言い分は端から無視して、今回はマン公がサガの責任を問う型になる。

 暫く言い合いをしていると、風呂上がりのシオンとシュラとアスミタさんが、ガリ/ガリ君を食べながらやって来た。

「なんだお主等、騒々しいな。」
「シオン様!この頭の固いマン公に言ってやって下さい!
私は尻を狙われていると!」

「さ、サガ!? 一体何を…!?」
「シオン、彼は何を言っているのかね?」
「さあ…?あ奴は偶にトチ狂います故…」

 サガの責任問題からマン公との言い争いはアフロディーテの行動云々に移動していて、当のアフロディーテはサガに構って貰えず飽きて帰ってしまっていた。

 詳細は解らないがちん先から血を流し悶絶するデスマスクが余りに憐れに見え、とりあえずシュラは、絶頂の余韻に浸っていたカミュと共に介抱してやる事になった。

が、

「待てカミュ!頼むから血止めにガムテを貼るな!!
剥がす時大出血す…!?「む?ガムテがヨレたな、巻き直すか…(ビリッ)」

 その瞬間、その場に居た全ての男達はデスマスクの股間から血が吹き出す様を見て真の血の池地獄を見た。

 マン公でさえ、返り血をモロに浴び、赤い髪を更に赤く染めたカミュが失神したデスマスクを引き擦り帰るまでその場を動けなかったと云う。

 取り乱したサガはアスミタさんのチャギが尻にヒットして再び沈黙した。






「時にシオンよ、何故私がこの話に出て来たか分かるかね?」
「いえ…」
「尻にダメージを加えこうして大爆布から落とす!
これぞ臀部 FALLING (天舞宝輪)!!」






タイトル何だっけ…。
北海道は未だ暑いんです…。<了>







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