あとがき
これにて「露の名すらも知らぬ」完結になります。
ここまで読んでくださった方々、本当にありがとうございました!
ややこしい設定ばっかりですみません。でも一度こんな話を書いてみたかったので書いてしまいました……。
自分でもよく忘れるので、簡単な図解を書いてみました。ツイッターのプライベッターに投稿したので、暇でしたら見てみてください。
→ここからどうぞ ※パスワードは kaminari です
実はこのお話は大分色々変えてはいますが、「伊勢物語」という歌物語の「芥川」と言われている部分を参考にしました。(伊勢物語 芥川と調べれば出てきます)
学校で習ったことがあって、元々これを参考にして夢を書いてみたいと思っていました。
鬼で出てきて、男と女(本編で言うと善逸と夢主)も出てくるんですが、最後女は鬼に食べられてしまいます。
こちらでもそうしようかな、と思ったのですが、さすがに前の善逸中編も夢主を死なせてしまったのでやめました。そしてこちらは生存IFなんかを書けそうな気力がなかったというのもあります。
でもずっとスランプで本当に書けなかったので、これのおかげでちょっとは治ったかな、と感謝しています。
「はかなき君を想ふ」ほどでは無かったかもしれませんが、楽しんで頂けたなら嬉しいです。
もうネタが尽きてまた更新が消えるかもしれませんが、暖かくこれからも見守ってくださると幸いです。
2020.2.22 三野