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第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -


いとしき君を想ふ

こちら随時増える可能性アリアリです。あとノリが寒いです。


【裏話名物 お話ができるまでの語り】
死ネタオチに決めた瞬間から出来たらいいなあとは考えていました。でも当初はちょこっと番外編だけにするつもりでした。でも書けば書くほど「もっとちゃんとしたシリーズにしてえ」という気持ちが強まったという訳です。感想を沢山頂いたことももちろん原因の一つですよ!!!
このIFにもいくつか設定の候補がありました。

一,獪岳は鬼になったし爺ちゃんも死んだけど夢主は生き残る
この場合獪岳には怪我を負わされただけで済んだという設定でした(顔にひび割れの跡)。この場合は無限城辺後の善逸が泣きながら
「君を死なせるところだった、守れなかった。もう俺に、君を好きになる資格なんてない」
「……顔に傷がついてしまっては、もう誰も私を嫁に貰ってはくれないでしょう。……責任、とってくださいませんか?」
って夢主が優しく笑って善逸が泣くシーンがある予定だった。「責任とってください」とかじゃなくて問いかける形なのが良くない? ついでに夢主が敬語で改まってるのも良くない?駄目?

二,獪岳は鬼になるが爺ちゃんと夢主は死なない
これも一と同じように獪岳に怪我を負わされただけな夢主。
「善逸、お前がこの子を守れなかったと言うなら、この子の傷の責任はお前が取るんだ」 って言われて結婚、みたいな。こんなこと言われてみたい。

三,獪岳も鬼にならず、みんな生きてる
採用したのはこれ。考え方によっちゃ“まだ”鬼になってないとも取れますが……でも私はこの軸の獪岳には別に良い感じの子がいると考えてます。知らんけど。

【タイトルについて】
「はかなき」は善逸って夢主と爺ちゃんが死んだ後、二人の墓の前ではかなく、呆気なく散っていった夢主のことを想ってるよなきっとそうだ! という発想で決めたならば、逆に夢主が死んでないならただただ愛しいってことですよね。ってことで「いとしき君を想ふ」に決定。ついでに略称も「いとしき」。「いとおしき」とちょっと迷った。語感で決めた。


【爺ちゃんのお節介】
本編のほのぼの切ない純愛な雰囲気(たぶん)は一体どこに行ったのでしょう。実はここで善逸は指輪買ってるよ。善逸が帰ってくるのにびっくりしすぎておかえりって言い忘れた夢主。

【はじめの一歩(強制)】
いきなり決まった二人の結婚。善逸はまだ16だし、夢主はまだ15歳!(今決めた) 一体どうなっちゃうの〜!?
二人だけじゃ一生くっつかないだろうと痺れを切らした爺ちゃんが頑張りました。と思わせといて善逸は前回指輪を買ってるので告白する気まんまんでした。でも告白にしては指輪って重すぎないか? その気持ちは分かるがそこは触れないで欲しい。“そのはかない音に、俺は気づけた” の所、本編を思わせてて良いかなって。実際恋ははかない感情だと思うんですよ〜〜!!きもいな

【なるようになりますように】
終盤は「いけいけ善逸〜!!!」って感じで書いてた。終盤は結構書けた気がするんですけどどうですか。駄目ですか。
本当は善逸にプロポーズさせる発想はなくて、髪のくだりのあとに「今の○○ちゃんに椿油を渡したら、この子はどんな顔をするんだろうか」的な文をつけて終わろうとしてたんだけど、修正してたら「これプロポーズさせたら良いのでは??」と思い立ちすぐに「爺ちゃんのお節介」にさりげなーく椿油の他に色々(指輪含め)を買った描写を不自然に加え、見事プロポーズさせることに成功致しました!! 指輪を贈る文化って大正時代に定着したそうです。すばらしい!!!

【世渡り上手も短所と成る】
アンケで頂いた感想から着想を得ました。その節はアリガトウゴザイマス!! 近所の人がみんなナチュラルに夢主のこと「我妻さん」って言ってるのが自分で言うけどとてもすき……夢主のこと「うちの嫁」っていう善逸密かに幸せを噛み締めてそうでいいな〜〜!

【もし夢主が鬼殺隊だったら】
はかなき(いとしき)本編はゆるふわ〜なイメージで書いてたけど、鬼殺隊志望ならもう少し凛とした感じになったと思う ただ優しいのは健在でいて欲しいので、 例えば三人で落とし穴やら罠が沢山ある道を誰が一番最初に抜けられるか、みたいな修行でも、善逸が深めの穴に落っこちたら縄を持ってきて助けてあげる で思いっきり引っ張りあげて善を地面に引きずり出して「その体のどこからこんな力が出るの……?」って呆然とされるの
で獪岳が一番のりでその後2人で一緒にゴールする

立場は善逸、獪岳の妹弟子
雷の呼吸は一応全部使える(精度はかなり低い)ただし獪岳には言ってない(嫌われそう) 善逸にだけこっそり打ち明けている

女の子だから後継にはしないって言われるけど、まあ時代が時代だしなあってわりとあっさり納得

しかし自分の手がぼろっぼろで全く女の子らしくないことには結構気にしていて善逸に椿油を貰えばいいと思うよ 髪にも使えちゃうからついで善に手入れしてもらえばいいよ

でもぶっちゃけすぐしにそう いやしぬだろう

【夢主と善逸のその後】
今はなんか二人とも対等というか、善逸がベタ惚れで余裕がないんだけど、年が経つにつれて悪戯心が出てきて、夢主の押しの弱さとかを利用し始める……と思う
大胆なこともしちゃうし夢主は強引な部分もある善逸に何だかんだ惚れ直してしまうやつ 完全に善逸の方が立場が上になる ちゃんとお互いベタ惚れなんだけど、夢主の方が最近善逸くん変わった……!?って昔よりどきどきしてる


【非常に好みの別れる夢主語り】
夢主ちゃーん!!って感じの文章なので駄目な人はブラウザバック!! この先にはもう何もありません。あと思ったよりみじかい







基本的にはかなきは善逸視点または三人称視点で進み、いとしきも基本的には善逸視点になります。ので、夢主の性格は善逸に良いように美化されている部分もあるかもしれない、という設定があったりなかったり。もしかしたらとんでもない腹黒かもしれないし、善逸の知らないところでは冷たい人だったかもしれません。知らんけど。