東方のキャラクターにはレミリアという吸血鬼の妖怪がいるのですが、それを旦那に置き換えると大変萌えるという話です。
更にレミリアにはフランドールという妹がいて、それもデイたんに置き換えると大変萌えるという話も含みます。
更にモブのおにいさんが登場します。更に更に二次創作甚だしいです、原作かなり無視です。
あらゆる物を苦手だと感じたら、お戻り下さい。


レミリアとフランを知らない人のための特徴↓
◯レミリア
お嬢様、カリスマ持ち(ブレイクする事もあり)、妖怪の為年齢は500歳、ちっこい、吸血鬼だから日光とかそういうの苦手
◯フラン
悪魔の妹、気が触れてるが二次創作ではそこまで怖く描かれない寧ろ可愛い、妹なので495歳、ちっこい、吸血鬼だから雨とかそういうの苦手
※かなり偏見入っていますあまりつっこまないで詳しくはググるといいですよ!



【プロローグ】
おにいさんが一人夜道を歩いていると、ふいに後ろから一匹の蝙蝠が頭上を掠めた。吃驚したーと思っていると、その蝙蝠はふらふらとおぼつかない羽根の動かし方で、先にあるごみ捨て場のごみ袋の上にぽとんと落ちていった。
ちょっと心配になったおにいさんはその後を追ってみると、またまた吃驚な事に蝙蝠は人間の姿の様になっており、それでもその背中には小さな黒い羽根が。パタパタと弱々しく動き、明らかに弱っている状態を放っておけなくなったおにいさんは、その蝙蝠を抱きかかえ家に連れて帰る事に。

子供なのか小さな姿の蝙蝠、赤い髪に衰弱も原因なのか病気みたいな白い肌。
ソファーに横たわらせ蝙蝠の介抱なんてどうすればいいかと悩んでいると、パチッといきなり目を覚ました彼。その赤い瞳がおにいさんを認めると、恐ろしい跳躍力でおにいさんの喉元へガブリと噛みついた。
三度目の吃驚、硬直したまま動けないでいるおにいさん。すると程なくして、ぷはぁと言いながらその口をおにいさんから離す。
「ああー腹へって死ぬかと思った、まあ嘘だけどな。とにかく腹はへってたんだ、助かったぜ人間」
今度は元気よくパタパタッと羽根を羽ばたかせておにいさんから離れる少年。にっと笑うと血に濡れた牙が目についた。
あの一瞬で血を吸われてた、でも痛くも何ともないし貧血感もない。それよりも血を吸われたという事は…オロオロしていると、まあ落ち着けよと少年。
話を聞くに、自分は吸血鬼で、ゆうに500年は生きているという。それだけ歳を重ねれば痛みを感じさせずに血を吸うのなんて簡単だし、少食だから栄養ドリンクの半分くらいでお腹いっぱいになるらしい。色々とツッコミどころがあるがいやそれより、このなりで500歳なのか…。
「紹介が遅れたな、オレはサソリ。とある事が原因でこの世界に来たんだが、その原因が…」
「だーーーんーーーなーーー!!」

いきなりドンガラガッシャーンと窓ガラスを突き破り勢いよく入ってきたのは、金の長い髪のまたまた小さな少年。その背中にはサソリの翼とは異なり、キラキラした虹色の宝飾が連なった羽根がついていた。
今日は吃驚の連続のおにいさん、割れた窓ガラスとサソリを抱きしめる金髪の少年を交互に見ながらまたオロオロする。
「お前どこにいたんだよデイダラ。丸3日も探してたのに、こんな簡単に見つかるなんて」
「はじめての外で興奮しちまった、うん!」
「まあとにかく見た所何ともないし、前に万が一外に出た時に注意する事を勉強させておいてよかった」
「うん?あっ旦那あれ人間だろ?食ってもいいか!?」
「………、ああ、いいぜ」
ええー食ってもいいってそんな。サソリと違い、目が少しいっちゃってる感じのするもう一人の吸血鬼。またも目にも止まらぬスピードでこちらに迫り、勢いよくふた回りは余裕であるだろうおにいさんを突っ伏させる速さと力で、そのままガブリンチョとまたも首筋に牙を立てられる。
痛い!サソリの時よりなんか大分痛い、でも物凄い馬鹿力で押さえつけられて大の男として情けないが全く抵抗が出来ない。程なくしてデイダラは、満足げに口を離した。
「ぷっはぁ〜うまーい!この人間の血美味いな旦那、うん!」
「だろ?オレも気に入っちまった。だから勢いあまって壊すなよ、オレ達の暫くの食糧源になるんだからな」
え、え、ちょっと待って話が見えないんだけど。暫くの食糧源って何なんでしょうか。
「オレの目的は、手違いで外に出ちまった弟のデイダラを探して連れ戻す事。それは無事に果たせたんだが…何せこっちの世界はオレも初めてだからな、帰り道が分からねぇ。従者がいずれ迎えに来るとは思う、だからそれまでここで厄介になるぜ」
「よろしくな、食糧のおにいさん!うん!」
これは…なかなか大変な事に巻き込まれてしまったなと、仲よさげな兄弟を前に考えるおにいさんであった。
吸血鬼兄弟とおにいさんのほのぼのらぶらぶ(!?)ふぁんたじーライフが始まるよ!



この妄想、大分暴走しております。全体的な雰囲気は意外にギャルゲーが近いかも。
最初はおにいさんを食糧としか見てなかった二人ですが、一緒に暮らすに連れてデレていって、最終的にはおにいさんと離れたくなくて一緒に幻想入りするかそのまま暮らし続けるか…とか妄想が加速しっぱなし。
デイたんは喜怒哀楽が激しくて力加減が分からなくて、まあ言うと乱暴者で怖い部分があるんだけど、それはまだ子供っぽい所があるからで、ちゃんと接してあげてそしてデレるとめっちゃ可愛いという攻略キャラです(笑)
そして旦那の方は、落ち着きがあってカリスマありまくり、おにいさんに対しても決して無下な態度は取らずに、一見もしかして好きと思われてる…?と勘違いさせる程の対応だけど、実はそれが素で社交辞令っぽいのが入っていて、攻略が物凄く難しい子なのです。デレさせるのは大変苦労します。それでもデレさせた時の達成感は半端ない。

更につけ加えると、従者は兄さんと妄想している。兄さんのメイド服が見たい、そして敬語を使わせたい。デイたんに敬語は違和感かもだけど、旦那には似合うからもうそれでいい(笑)
門番さんとか動かない大図書館さんとかは、特別決めていませんね。あー楽しい。
あとおにいさんは、二十代後半独身だけど若くしてエリート街道まっしぐら。結構広めの一軒家に住んでいるという設定。だから、お子様(笑)二人増えたとて申し分ないのです。おっきいベッドで三人仲良く川の字で寝てたら癒されまくりんぐ!

また気が向いたら、短編仕立てでここに上げていきます。


16/11/08 18:13 [cate.妄想]





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