最近学パロデイサソの話題が上がったので、妄想がふつふつ浮上しました。
少しはれんち注意。


夏休みに入り、よくサソリと過ごしているデイダラ。この夏休みを有効に使い充実した毎日を送っていた矢先、サソリが突然田舎に帰ると話す。
オイラなんか気に障る事した!?と本気で焦るも、ただ単に田舎の祖母に顔見せに行くだけだという。本当はお盆辺りに行く予定であったが、祖母からの電話が余程にうるさかったのだろう。
顔見せに行くだけだから一日二日で帰ると伝えられた。
ほぼ毎日サソリと顔を合わせていたデイダラ、いないと途端に寂しさを感じる。もうあっちに着いてんのかなー、チヨちゃんと家族の団欒でも過ごしてんのかな、旦那は団欒って感じじゃねーか。あーでもつまんねーなー、うん。
何をするでもなくベッドの上でごろごろ、枕に顔を埋ずめて思い出すのはやっぱり愛しい人。綺麗で可愛くてだけど…やらしくて。
網戸の先の騒がしい蝉の声。じっとりと汗の滲む暑さ。夏休みの間連日見たやらしい旦那の姿、体を重ねた数は学校がある日よりも確実に多い。それでも収まり切らない熱。寧ろ何度でも見たいと欲求が加速する一方。
脳内に貼りついた顔、体、声。サソリがいなくとも独りでに昂ぶってしまう。あの時を思い出して手が止まらない。甘ったるい声がループして、肌を伝う汗や立ち上る扇情的な匂い、やばい、ヤバい、その乱れた顔に…ぶっかけてやりたい。

出してしまった。とうとうやってしまった。
サソリが恋人になってから初めての自慰。うわ何だろうこの罪悪感と虚無感は…。ティッシュで綺麗に拭き取り出し切った自身はもうしおしお。旦那相手なら二発目全然よゆーなのに。

それから数日、帰ったと連絡を受けて一目散にサソリの部屋へと向かったデイダラ。特に変わった様子などなくいつもの顔を向け、またチヨバアのヤツ説教紛いの事ばっか吐かしてやがったぜと帰省の愚痴を漏らしていた。
ああ…旦那がチヨちゃんと過ごしている中オイラはいない旦那をオカズにオナってたなんて。何も知らない目の前のサソリが何だか申し訳なくて、空返事ばかりを繰り返す。
そんなデイダラを知ってか知らずかサソリは話を続け、チヨバアお前にも会いたがってたからお盆に田舎に行かねぇか、次は二人で。無垢で綺麗な眼を向けて誘う彼に、デイダラは撃沈。
なんだ行きたくねぇのかと、何故か沈むデイダラに言うが勿論そんな事はないと、というか行かせて頂きますでもオイラ旦那に内緒でマスかいちまったんだよーーといらない事を口走る結果に。
話の脈絡がてんで見えないが、別にそれくらい気にしねぇよ、と寛大なサソリ。天使が降臨しているとデイダラ、がその天使でやっちまったと益々罪悪感にかられる事に。

因みに訊くが誰で抜いてたんだと質問すると、勿論旦那でだよと訊くまでもなかった返答。それなのに何故か照れるサソリに、夏の暑さにやられたデイダラ少年は抑えられなかったとの事。


暑いと人は狂いますね、良くも悪くも。
にしても学パロ旦那まん丸だなオイ。


そんな旦那も、あっちに行ってからデイたんと同じ様に寂しさを感じていて、田舎の家の畳の上で寝転がりながら、悶々してたら可愛い。
チヨバアに気付かれない様に一人でまさぐって、都会よりも煩い蝉の鳴き声とか、暑さで立ち上る畳の藺草の匂いとか鼻を掠めて、額の汗と伏せる睫毛や暑さと熱で上気する頬や、一人で慰めてピクピク体震わせてるのを想像すると…もううはぁて。
そんな時に何も気付いてないチヨバアに突然後ろから、折角来たのに寝てばっかおるんじゃないみたいな事大声で飛ばされて、ピャッとなって我に返ってたら可愛い。旦那はエロいなぁもう。
そんな訳で、デイたんとはほぼおあいこ。デイたんには感づかれてないので、旦那の方が一枚上手。いやー思春期っていいですな。


16/08/03 00:26 [cate.妄想]





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