その2なんですよ、このネタ。
前の記事を覚えているくらい、私は旦那の睫毛が尊くてですね。今はいつになく愛おしいです。

旦那の睫毛は、形状記憶の素材で出来てんのかよと疑うくらいの上向き睫毛なの。旦那は何もしていない、でもいつも睫毛上向いているの。単純に羨ましい。
最初はその睫毛褒めるのやっぱ三代目辺りかなーて思ってたのですが、いるじゃないですか適役の方が。
女子力高そうなオロチ様、旦那の睫毛を見て羨ましげにします。
「サソリって、睫毛が長いのね。それに綺麗に上を向いてる。何かケアとかしてるの?」
「あ…?何もしてねぇけど」
「あら嫌味ったらしいわね、そんな睫毛持ってるくせに。世界中の女を敵に回したわよアナタ」
「(お前は女じゃねぇだろ…)」
いいわねーとジロジロ見ながら羨ましがる大蛇丸に終始うぜぇなコイツと思っていると、その場の雰囲気を変えてしまう一言を零される。
「まあ、アナタの体は作りものだからね。睫毛もまるでお人形の様って所なのかしら、フフフ」
「……」
気に障ったとか傷ついたとか、そんな気持ちは全く抱いてはいないが、少なくとも良い気分にはならないその言葉。それでもコイツの性格は知っていると何も返さないサソリ。
そんな関係でいいと思いますこの二人は。互いに悪意があったりなかったり…まあ今回は後者ですが変な所に踏み込んじゃう時があるけど、二人は大人なのでそこら辺割り切っているというか。周りはそんな二人にヒヤヒヤもんですが(笑)

そんなオロチ様とのコンビがなくなり今の芸術コンビとなって。まあ浮かべたシチュエーションは、次の任務の地に向かう際に、屈みながら地図上で経路を確認する旦那(ご都合により本体)と、立って向こう先を警戒兼目視確認するデイたん。ふと旦那を見下ろしてみる、上からの角度だと地図に目を落とす旦那の睫毛が長くて綺麗で、一瞬ドキッとしながらその事について触れてみる。
「…サソリの旦那って、睫毛長いな、うん」
「あ…?(なんかどっかで聞いた事ある台詞だ)」
「綺麗だな」
この天然たらし君思った事すぐ口にしそうだからもうなんかオロチ様とは大違いというか。
でも旦那はその綺麗という言葉も続けて聞いた事があったので、こう切り返してみる。
「人形…みたいにか?」
「うん?別に、そんな事は思わなかったけど。ただ単純に、綺麗だなって思っただけだ、うん」
デイたんは旦那の傀儡の体を理解しているけど、そういう事実はたまに二の次になっていて、旦那自体を見ているというか。デイたん自身はそんなに傀儡とか生身とか気にしていないタイプというか。たまーにカチンときて傀儡の体込みで旦那の美学を否定してしまう時もあるけど、やっぱ尊敬出来る所もあるからコンビ組んでる訳で何かしらの形で旦那の存在を認めているもう何言ってんだこれ纏まらない。
デイたんは天然たらし、そういう事でいいですもう(笑)悪趣味コンビとは雰囲気違うんだよという事が言いたかっただけです。

旦那の睫毛を愛でる会…が見つからないので、私自身が設立します。私が会長だ。


16/08/01 06:43 [cate.妄想]





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