最近、ここで妄想を披露していませんね。いや、妄想自体は私の脳内で年中無休で行なわれてはいるのですが、こんな妄想文字にしていいのだろうかなんて自制心が今更になって勝ってきまして。本当今更ですよね、突然どうしたって感じ。
いやーあれです、最近浮かぶ妄想がキャラ崩壊甚だしい為にブレーキがかかっているんだ、うん。キャラその物を大事にしたい一方で、度の過ぎた妄想は日々加速するばかりで。色々葛藤しているんですね。

今更感ヤバいですが、私の描く妄想は先生に土下座レベルでキャラ崩壊激しすぎなので、それを把握した上で閲覧して頂きます様、お願い申し上げます。
後から文句言われるのが怖いだけです、単なる保身ですので今まで見続けて頂いている素敵な人はスルーして下さいませ。
と言いつつ、今から書く妄想はそれ程壊れてもいない…かな?比較的跳んではいないです。


この前クリーニング店で服を頼んだ時にふっと浮かんだネタがこちら。相手は誰でもいいです、好きな相手を思い浮かべて下さい。
クリーニング店でアルバイト真っ盛り、仕事も慣れて店番を一人でも任される様になったある日の事。ドアが開いた瞬間に元気よく挨拶…と、体に染みついたテンプレの動作が突然止まる。なっ何だこの可愛い子は…!
目の前には、小柄で綺麗な顔をした少年?少女?どっちだとしてもドキドキが何故だか止まらない。声を聞いてみたら男と断定。だがそれがいい。
染みのついてしまったシャツを預かって欲しいとの事、いつも以上に上擦った良い返事で返してしまう。シャツを預け早々に帰っていく少年。ああ…このシャツはあの子の物だろうか、思わず…無意識に、預かったシャツの匂いを…嗅いでしまった。繊維の向こう側にあの子の仄かな香りが宿っていると思うと、途端に脳みそが惚ける。
しかし…油断していた。あの子が、帰り際に店の外から自分の様子を見つめていた。ヤバい、これは…完全に見られていた。だってあの子の顔、凄まじい程に嫌悪感を抱いていたもの…。
最後まで軽蔑の眼差しをし、その場を去っていったあの子。人生の終わりを見た気がしたけれど、あんな光景を見たのなら引き返してシャツをふんだくって注文キャンセルをしてもおかしくなかったのに。それが不幸中の幸いだ、クレームでも入ってクビになったらどうしようかと思った。

それから数日、お渡しの日にちの今日、あの子はきっちりその日に取りに来てくれた。あの時の店員だって分かってるよな…めっちゃくちゃ気まずい。
心に余裕の欠片もないけど、接客はいつもの様に。満足の仕上がりなのかフッとちょっと笑みを零した目の前の子。よかった、日にちが経って前の事そんなに気にしてないのかな。しかしやっぱり可愛いなぁ…またあの時みたいな締まりのない表情をしていたら、ゼロ距離に整った綺麗な顔がいつの間にか。そして。

「オレの匂いはそんなに良かったか、

……変態」

そう言って店を出ていってしまった。呆気にとられる。今何て言われた?変態?…ヘンタイ?
目だけを動かしてあの子を追うと、店のガラス越しににやりと笑っていた。何だこの気持ち…あんな事言われて、ゾクゾクしてるなんて。

それが、サソリとの最初の出会いだった。


旦那に変態と罵られたいのは私です。うん、いきなり何を言っているんだ私は。
この変態っぷりは三代目説濃厚ですが、デイたんも辛うじていける、若気の至り。同じくカンちゃんとかも。もう少し真面目っぽくしたら変態気質を隠している由良さんとかでも。
その後、あのシャツ本当にオレのだと思った?あれ父さんのなんだけど、とからかってみたり。色々旦那に翻弄されればいい。妄想の輪が広がりまくりんぐ。
ただ店のガラス越しに軽蔑の眼差しと、優越と愉悦を含んだ笑みを浮かべる旦那が見たいが為の妄想でした。あー旦那に罵られたい、罵られつつ逆転劇を起こしたい。ありがちな屈強なガチムチのモブになってSとMの狭間を行き来したいぜェー。
…なかなか疲れてるな、私。


15/08/25 23:18 [cate.妄想]





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